萩市明倫小学校4年生朝の朗唱文。
Ⅰ学期
凡そ読書の功は昼夜を捨てず 寸陰を惜しみてこれを励むるにあらざれば
その効を見ることなし
(読書の効果を上げようと思えば、昼夜の区別なく、わずかの時間でも惜しんで、
一心に読書に励まなければ、その効を見ることはできない。)
2学期
人の精神は目にあり 故に人を観るは目においてす
胸中の正不正は眸子(ぼうし)の瞭眊(りょうぼう)にあり
(人の善し悪しを判断するには、その人の眼を見つめてそのひとみに注意するより、
ましな事はない。人の心に悪いことがあれば、ひとみは隠すことができない。
心中正しければ、自然ひとみもはっきりしている。)
3学期
其の心を尽くす者は その性を知るなり その性を知れば則ち天を知る
(人というものは、その心の奥底までたどり極めて行けば、その本性の善なることが知れる。
その性の善なることを知れば、その性はもと天から受けた所であるから、
したがって天が善を好むことが知られる。)
極めて難しい言葉と内容である。子供たちは意味も分からず、オウムのように唱えていることであろう。
いつの日にか、はたと解る時が来ることを期待する。
Ⅰ学期
凡そ読書の功は昼夜を捨てず 寸陰を惜しみてこれを励むるにあらざれば
その効を見ることなし
(読書の効果を上げようと思えば、昼夜の区別なく、わずかの時間でも惜しんで、
一心に読書に励まなければ、その効を見ることはできない。)
2学期
人の精神は目にあり 故に人を観るは目においてす
胸中の正不正は眸子(ぼうし)の瞭眊(りょうぼう)にあり
(人の善し悪しを判断するには、その人の眼を見つめてそのひとみに注意するより、
ましな事はない。人の心に悪いことがあれば、ひとみは隠すことができない。
心中正しければ、自然ひとみもはっきりしている。)
3学期
其の心を尽くす者は その性を知るなり その性を知れば則ち天を知る
(人というものは、その心の奥底までたどり極めて行けば、その本性の善なることが知れる。
その性の善なることを知れば、その性はもと天から受けた所であるから、
したがって天が善を好むことが知られる。)
極めて難しい言葉と内容である。子供たちは意味も分からず、オウムのように唱えていることであろう。
いつの日にか、はたと解る時が来ることを期待する。