労組書記長(←元)社労士 ビール片手にうろうろと~

労組の仕事している勤務社労士がもしや誰かの役に立ってるんかな~と思いつつ飲んだくれて書いてるっす~(* ̄∀ ̄)ノ■☆

日輪の遺産 自分で修正しながら号泣~o(TωT )( TωT)o

2011-09-15 | いい映画観てますか?

=48 -8-】 浅田次郎さんの原作「日輪の遺産」は5年半ほど前に読んで、一番のクライマックスが自分の降りる駅のほん手前のタイミングで、電車内で「どば~っ!」って涙がほとばしって、そのぐちゃぐちゃの顔面濡れ濡れのまま改札口をグスグスいいながら通過という、友達からのメールを見て薄ら笑いを浮かべながら歩いてて「変な奴」って思われるより、もっとヤバイ「危ない人」状態に陥ったのを忘れられない。
浅田次郎作品の中ではこの「日輪の遺産」が最高作だと思っている(芸術的ということではないけど)。
映画、ようやく観に行けた。

 終戦間近の昭和20年8月10日。帝国陸軍の真柴少佐は、阿南陸軍大臣ら軍トップに呼集され、ある重大な密命を帯びる。山下将軍が奪取した900億円(現在の貨幣価値で約200兆円)ものマッカーサーの財宝を、秘密裡に陸軍工場へ移送し隠匿せよ……。その財宝は、敗戦を悟った阿南らが祖国復興を託した軍資金であった。真柴は、小泉中尉、望月曹長と共に極秘任務を遂行。勤労動員として20名の少女たちが呼集される。御国のため、それとは知らず財宝隠しに加担するが、任務の終わりが見えた頃、上層部は彼女らに非情きわまる命令を下す。果たして少女たちの運命は?そして財宝の行方は…?


 「七生報国」、例え死んだとしても七度生き返って国のために報いる。
日本の第二次世界大戦(太平洋戦争)開戦当時の頃や、終戦の頃は、どう冷静に見ても狂気にしか思えない。
日本人の「ムラ」的な社会連帯感の強さは、さまざまな災害の時に体験しているが(批判しているのではなくて)、これが日本人の世界に誇るいいところと思いつつ、あの戦争の時代には、日本国民がそのマインドで不幸のどん底に陥れられたとすれば、日本人気質が悲しく思う。
この映画はフィクションなのは当然だが、でも、妙にリアルで、13歳って今なら笑ってばかりで、そら悩みがあっても大人になれば大爆笑ってなあの年代が、でもあの時代では、こんなんなんだってこと、それが辛すぎる。


 原作とは随分テイストが違っていて、三人の軍人と少女たちと先生の物語以外の、すべての場面が、なんでそんなめんどくさいアレンジにするのん、とか、なんでズルズルしつこくするのん、とか、もうちょっと普通に泣かせてよ、とか、不満たらたらで、原作のイメージをボロボロにしてくれていたけど。
でも、そもそも原作でスーパーダイナミックにウルトラ号泣しちゃったもんで、映画のいろんなしっちゃかめっちゃかな部分は自分で勝手に修正脚色あえて両目閉じるなどの手段を講じつつ、無理矢理感情移入して泣きまくって観賞たのだ~。
みんなの評価はどうでもいい、いっぱい泣いてしまったからいい映画なのだ!

 今のこの日本が、まさに自分達に残された遺産だと認識して、そして将来の子供たちに「相続放棄」されないよう、いい遺産として残していかなくてはならないのだ!

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気持ちの (sakurai)
2011-09-15 15:41:23
伝わるレビューです!
誰が何と言おうと、いいもんはいい!
そうですよね。
・・・あたしは嫌いだけど。
きちんとした史実ものなら、それを素直に描いた方がよっぽどらしいもんになると思うのですが、この物語の場合、設定がどうしても納得いかず・・・。
苦手な浅田次郎に挑戦するか否かは、思案中です。
  原作に贔屓目が有りすぎてますが (  sakuraiさんへ)
2011-09-15 21:11:22
  しかしたしかに造り方に大いに問題がありました。
  浅田好きか嫌いかの問題の以前だと思います。
  この映画での描き方はさておき、あの時代の、12~13歳の少女たち、ここが肝です。
  切ない。
  彼女達が未来に託した思いに、ちゃんと報いているのだろうか・・・。
やっぱり原作は一番ですね (ひら莉)
2011-09-16 13:12:31
最初から、、笑っちゃいましたよ、

本を読んで映画を観るほうがいいよね~、
と、思いながら、読まずに観る私ですが、、、

映画特に、、戦争的なものは、、
その時代に私は生きてないので、、
きちんと、そして切なく、伝えて欲しいと思って、日本の戦争物は、実はあんまり見たことないかも、、、

書記長さんの解説が面白くて、、そちらで鑑賞中
  電車の中で (  ひら莉)さんへ)
2011-09-16 21:27:11
  いきなりきた悲しい場面で号泣(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)と
  思いもかけない官能的なシーンで「やべ・・・」が
  非常に危険です。

  この作品は映画でなくて、原作をぜひ読んでください。

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