【=34 -10-】 昨日、期日前投票に行ってきた~みんなもちゃんと投票に行くんだよ!
人工臓器を付けることで健康と延命が図られている未来。ユニオン社は、様々な臓器をローンで売っていたが、支払いが滞った場合、レポ・メンを差し向け、臓器を容赦なく「回収」していた。一流のレポ・メンであるレミーは、親友のジェイクとともに回収した臓器の数を競っていた。しかしレミーの妻は人の命を奪う夫の仕事に嫌気がさし、家を出てしまう。ある日、レミーは仕事中に「事故」に合い、今度は自分に人工心臓が取り付けられる事態に陥る。
予告編を見ているだけで、なんだかすべてのストーリーがわかってしまいそうな気がした。
そんなわかった気を果たして覆してくれるのかということを期待して見に行ったというのも、そもそも変だ。
しかしその変な期待に充分応えてくれる映画だった(映画の善し悪しは別として・・・)。
この映画も一昨日見た「アデル/ファラオと復活の秘薬」に負けず劣らず、じこちゅーな奴のお話、自分を守るために人を殺しすぎやねん!
原題は「Repo Men」、邦題の「repossession」は所有権回復とか回収とかという意味だそうで、劇中でもrepossessionって単語は何度も使われていたので、この邦題でもいいのだろう。
しかしまるでアメリカのサブプライムローン問題を別の視点から描いたような作品だった。
あんな高額な臓器をローンで買うのに、担保を入れるとか、保証人を付けるとかって発想がないのがそもそも違和感。
20年後の近未来にもかかわらず映画の冒頭に出て来る都市の姿がとんでもなくぶっ飛んでいてまるで数百年後の未来都市のようだ、しかし市街地は今の景色とさほど変わらない、そこも訳わからん。
で、さらにバーの唄歌いの女の子があんな高額な人工臓器を身体に10個も装着しているのもなぜなんだ!
などなどかなり無理があるよ~この映画は!
様々な疑問を納得させてくれないまま、または諦めがつかないままストーリーは進む・・・(T∇T)アハハ・・・(|||_ _)ハハ・・・
ジュード・ロウ、フォレスト・ウィテカー、リーヴ・シュレイバー、俺が大好きな、いい俳優を揃えているのにね~。
あり得ない話しを「ありそうだろ」って思わせるのか、それとも「あり得ないから映画なんやん」って無理矢理押しつけてしまうのか、そこがどっちつかずだとどうしても映画に入り込めないっす。
でもどんでん返しはナイス!
伏線の張り方もよかった!
予告編見ての想像をしっかりと覆してはくれた・・・とりあえず。
20年後のお話、俺ももしかしたら人工臓器のお世話になるかもしれんし(肝臓か?)、レポされたら嫌だから、ちゃんと貯金しとくか~!(人工臓器が必要な方は→The Union)
いやいや、その前にもっともっとちゃんと健康に気をつけとこうっと!
みなさん、ご自愛ください。