労組書記長(←元)社労士 ビール片手にうろうろと~

労組の仕事している勤務社労士がもしや誰かの役に立ってるんかな~と思いつつ飲んだくれて書いてるっす~(* ̄∀ ̄)ノ■☆

INTO THE WILD そのまま帰って来れなかったのか。

2008-10-01 | いい映画観てますか?
【36-18-】 今日から10月、今月は下半期のスタートということで、いろんなことが変わります。◆政管健保→協会けんぽに、◆厚生年金の保険料 149.96/1000(労使各々74.98/1000)→153.5/1000(76.75/1000)、◆姥捨て山医療制度、失礼、長寿医療制度(←嘘つき)、後期高齢者医療制度の保険料が年金から天引開始、◆後席シートベルトの高速での未着用取り締まり開始、◆松下→パナソニック  などなど。

 で、昨日観た映画の話し前からかなり気になっていたが、9/6の封切りの時には自分のホームであるTOHOシネマズ梅田では上映されていなかった「INTO THE WILD」。いつのまにか忘れていたのやけど、先週末からのTOHOシネマズ梅田の上映プログラムを見たら、なぜかシアター6にラインナップ。「お」てなことで、映画の日(1000円の日)か、シネマイレージディ(1300円)のどちらかで観に行くことを決意と、そうしたらなぜか友人であるさいあきさんもこの映画を観に行ったようで、珍しく映画鑑賞記をご自分のブログ(波乗り税理士..波に乗れるか?)で取り上げていた。(すごい偶然、いや必然なのか?)


 1990年夏、アトランタの大学を優秀な成績で卒業した22歳のクリスは、将来へ期待を寄せる家族も貯金も投げ打って、中古のダットサンで旅に出る。やがてその愛車さえも乗り捨て、アリゾナからカリフォルニア、サウスダコタへとたった一人で移動を続け、途中、忘れ難い出会いと別れを繰り返して行く。文明に毒されることなく自由に生きようと決意した彼が最終的に目指したのは遙か北、アラスカの荒野だった。

 1992年にアラスカの荒野で死体となって発見された若者クリストファー・マッカンドレスのベストセラー・ノンフィクションから作られた映画。素晴らしい映画だった、「カラーズ 天使の消えた街」のショーン・ペンがこんな映画を撮れるなんて(笑)スピードレーサーで主演だったエミール・ハーシュが、この役のために18キロもの減量に挑んだそうだ、壮絶な役作りだったやろうなそして音楽も素晴らしかった。とくに彼女の唄った2曲が良かったサントラ盤をまたまたうっかり買ってしまいそうだ

 
 作品紹介をそのまんま真に受けて映画を見始めたけど、どうも違うようだ。若いときって、大人を見る目は厳しい、それに増して親を見る基準はそれはそれは厳しい。でもそれは自分自身が親というものになることに近付いていきながら、そして逆に親自身が親というものから離れて行くにつれ、変化していくものやけど。しかしまさにその一番尖った頃が、今どきの言い方をすればアラウンド・トゥェニーの頃か。俺自身、10代の頃は、「あんなになってまで生きてたくない」って真剣に考えてて、「30歳になったら絶対に自殺する」って思っていた。しかし自分が20代になって、30代になって、そして今の40代になって、どんどん世界が広がっていき、面白さが広がっていき、このままさらに50代、60代と歳を重ねていくと面白すぎて気が狂ってしまうのではないやろうかと不安の毎日を送っている経済的な部分で10代の頃より大きく変化したってこともあるんやろうけど、自分自身が積み重ねてきた知識や経験、広げてきた交友関係や世界観、そして精神的な支えになるものの変化、そんないろんなことが複合的に絡まって、それがきっと良い方向に向かっているからなんだろう。しかしそんな風になるなんて全く想像も付かなかった、現実から逃げたいだけだった20歳前後の頃。


 「檻の中」。檻の中に入れられているとは思っていた。今でも檻の中に入れられたままだ。その檻には、鍵が掛かっていると勘違いしている人や、鍵は掛かっていないことを知っているけど気付かないふりをしている人は多いけど、幸い、俺は当然のように鍵が掛かっていないことを知っているので、檻から自分勝手に出たり入ったりしている。都合の良いときに出て行って、都合の良いときに帰ってくる。昔は怖いもの知らずやったから、けっこう帰ってくることを気にせずに無茶をしてかなり遠くまで出て行ったものやけど、最近ではやはり「もし帰れなかったら・・・」ということに臆病になり、ちゃんと帰り道の目印を付けながら恐る恐る出て行ったり、出入り口の見える範囲までしか出て行かなかったりとはなっているが。少なくとも、僕が心から一緒に笑える友人って言うのは、檻の出入りの仕方を知っていて、それを巧く使っている人だとは思う。


 しかし残念ながら、ちょろっと檻から出て行っただけのつもりだったのに、そのまま帰って来れなくなったヤツも、いままで何人かはいる。そう、この映画の主人公のクリスのように。
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2 コメント

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はじめまして (とらねこ)
2008-10-01 18:37:47
TBありがとうございました。
うん、感想、とっても面白かったです。
檻の中に出たり入ったり、か・・。
その表現素敵ですね!おっしゃる通りですね。

社労士さんは、きっととっても素敵なおじさんなんでしょうね
また、何か映画の感想カブってたら、TBください。
  コメントありがとうございます (  とらねこさんへ)
2008-10-01 21:36:30
  とらねこさんの感想もむちゃくちゃ面白かったですよ!
  他の人とはちょっと違っておりました(笑)

  トルコっ!

  うらやましい・・・
  トルコって波乗り出来ますか?

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