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=3 -0-】 1作目は「昭和を描く」がテーマで義理人情を全面に出した作品で、昭和の景色や風物の描き方には感動したけどただ泣き所が弱かった。前作は強いて言えば「家族」がテーマだっただろうが、ただしいろんなエピソードをてんこ盛りに放り込んだせいで、一つ一つが浅くて、そのせいで上映時間の146分は無駄に長いって思ってしまった。しかしオープニングのVFXはすごいなあ、とは感じたが。
で、最新作、観ようかどうか迷いつつ、もともとビッグコミックスの原作は大好きやし、3度目の正直かという期待もあるし、時代設定がいよいよ自分の産まれた前の年である1964年(昭和39年)、観ておこうか。
なんかなあ、1964年って、新幹線と名神高速道路の開通に東京オリンピック開催と阪神タイガースの優勝とかなり華々しいのに、俺の産まれた1965年はマルコムXが暗殺されるを筆頭に地味で暗いニュースが多い、だからこの映画も1964年や、くっそ〜。
昭和39年。三丁目の住民たちは皆、オリンピック開催を楽しみにしていた。鈴木オートの社長、則文も大きなカラーテレビを買い、近所の人を集めて得意顔だ。長男の一平のエレキギターには頭が痛いが、従業員の六子は仕事の腕をめきめきと上げ、一家は順風満帆に見えた。そんな時、六子に思いを寄せる男性が現れた。六子が火傷で治療を受けた病院の医師、菊池だ。しかし、菊池には悪い噂があった…。

今作は3Dが用意されているが、鑑賞は2Dで。
オープニングの東京タワーの空撮のシーンは3D用の映像、そこだけ出来が観たかったが、それ以外に3Dが必要そうな場面はなかったと思う。
3Dはまだまだ人間の想像力を越えることが出来ていないから。
作中で、茶川が白黒テレビを遂に購入して舞上がっていたら、お向かいの鈴木オートは大型のカラーテレビを購入、負け惜しみに茶川が「カラーテレビは人間の想像力を欠乏させるのだ、人間は想像力を膨らませるとちゃんと天然色に見えるのだ」てな感じのこと言っていた。
まさにそうやんか、まさか東京オリンピックの中継画像をフルカラー&3Dにする必要もなく、この部分は制作陣にとって自虐的な脚本でないかい?

予告編ですべて見せちゃってたがそれでも巧くまとまっていた〜(^-^)g""
前作でウィングを拡げすぎて大失敗していたことを真摯に反省したのか、今作では基本的な設定は六ちゃんと茶川の2つのお話しを同時進行させることにしてあって、そこにごくごく細かいエピソードを軽く絡ませるという風になっていて、すっきり。
ツッコミどころを誰かがちゃんと作品中で突っ込んでおくというのは新しい手法だ(笑)
茶川竜之介(吉岡秀隆)のむさ苦しさが、六子を演じる堀北真希ちゃんの美しさをより際だたせていると、ストーリーのコントラストだけでなく、キャラのコントラストもいい感じ。
あ〜真希ちゃん、ほんとかわいいなあ〜v(≧∇≦)v
この作品を含めた3作は、戦後のなんもないところからがむしゃらに上を向いて成長し、モノによって幸せ度を測り満足するのだという時代までを描いていたとしたら・・・。
この映画の終盤で示唆していたのは、その次の世代(驚異的な高度経済成長期の金の卵と呼ばれた世代だな)の生き方がどうなっていけば幸せになるのかということだ。
鈴木オート夫妻や茶川の思い描いた未来はいったいどうなったのか、息子たちはそれに応えることが出来たのか、昭和40年代は30年代とは少々おもむきが違う時代(公害とオイルショックと核家族の時代)、さてさて続編はあるのかな?











その通りですねえ。
激しく同感します。
とにかく3Dが嫌いなのもんで、なんで人間の目を信用しないんだ!と思うくらいです。
そっか、64年はタイガースが優勝したのか・・。
まあ64年は、新潟大震災なんかもあって、酷いこともありましたから〜。
素直に泣かせていただきました。
一つの大きな出発、旅立ちだなあと思って見ましたが、そろそろ終わりにしてもらってもいいかなあと思いました。
追加料金を払わされると言うことも納得がいきません(笑)
原作の時代の幅を考えたら、もう1作くらいはありそうですよ。
朝日新聞のBeってのにサザエさんの検証シリーズがあるのですが
時代背景は一緒です、あの時代は、ほんとに興味深いです。