労組書記長(←元)社労士 ビール片手にうろうろと~

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UCLAのジャコビー教授による「シェアリングエコノミーの問題」についての講演②

2017-11-21 | 書記長社労士 公共交通
①からの続き
11月20日、「​交通の安全と労働を考える市民会議―「ライドシェア」問題を考える―は、経済学博士・UCLA(カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校)アンダーソン経営大学院教授のサンフォード・M・ジャコビー氏(Sanford M. Jacoby)を招いて、「シェアリングエコノミーの問題」について、国会議員のみなさんや秘書の方々、交運労協の各構成産別の役員らとの学習会を衆議院第2議員会館にて開催した!


 SSRI事業者のビジネス戦略とは、①Network effects(ネットワーク効果)、②Entry speed(参入スピード)、③Reduce prices.See Ride.Guru(価格の引き下げ)である。

①Network effects(ネットワーク効果)
 ウーバーやLyftには、より多くの客が加わることでポジティブなネットワークが起こる。
そうすると多くのドライバーが参入してくる、ドライバーが多くなれば、客の待ち時間は少なくなる、そうなると多くの客にとってウーバーは魅力的だと思う、これがネットワークのポジティブ効果だ。
しかしこれはタクシーにとってはネガティブな効果となり、タクシーは市場から退出せざるを得なくなり、そうすると客はタクシーに乗るには待たなくてはならなくなり、タクシーを使うのをやめてしまう、デス(死の)・スパイラルという言葉がある。


②Entry speed(参入スピード)
 ウーバーやリフトは素早く市場に参入することが重要になる。
既成事実を先に作ってしまわなければならない、それは、行政や業界が適切な対策を取れないうちに。
ウーバーやリフトは、ベンチャーキャピタルから資金を得ている、彼らベンチャーキャピタルは忍耐が無い、投資家たちは早いリターンを期待している、彼らはそのリターンによってさらに他に投資したい。
彼らはIPO(IPOとは、Initial(最初の)Public(公開の)Offering(売り物)の略で、未上場企業が、新規に株式を証券取引所に上場し、投資家に株式を取得させることを言う)の時に効果を得る。
従って、ベンチャーキャピタルは、早くIPOをするようにプレッシャーを掛ける。
しかし、ウーバーはIPOをすると言いながら、繰り延べて未だにIPOを行っていない、投資家は忍耐を失ってきている。
投資家にとって、ウーバーは、非公開株が35%も価値が下がっていることを問題にしている、30億ドルもウーバーは損失している。
スタートアップの企業が資金を失っている、これをバーニングマネーと呼ぶ、中国のお葬式のように紙幣を燃やしている。
ウーバーは、どのような分野でお金を燃やしているのか、それは、運賃のディスカウント、ドライバーを呼ぶためのインセンティブやボーナス、自動運転技術の開発、ウーバーイーツ等のサービスの展開だ。
空飛ぶタクシーの開発も発表した、彼らにとってはこれは夢物語では無い。
ソフトバンク社の投資は、ベンチャーキャピタルが資金を回収する助けになるだろう。
ソフトバンクの資金の90%は、株式を買うために使われるだろう、残りの10%はお金を燃やすために使われるだろう。
リフトは少し違う、リフトは今まで国内だけでやってきた、リフトはウーバーと違い、事業に集中する会社で、空飛ぶタクシーには手を出していないし、世界を席巻しようとする野望も持っていない。
もうすぐ(2年以内?)にはIPOするだろう。

③Reduce prices,See Ride.Guru(価格の引き下げ)
 ウーバーやリフトの平均運賃は、タクシーよりずっと安い、街によって異なるが、おおむね3~4割安い。
価格の相違は、街だけでは無く、時間によっても違う、それは時間によって価格を動かすからだ…。
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11月20日(月)のつぶやき

2017-11-21 | 取り急ぎ携帯&twitter
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