山の手コラム  ー植物の色つれづれー

日本の染料植物の保全と栽培のネットワーク

色が冴える寒染め

2012-02-12 | 染織、染料植物
紅花の黄色は水で、赤色は灰汁で抽出する。
低い温度で時間をかけて抽出する。
水が冷たいと、色が溶け出して来るのは遅いが、
花びらも痛まないので、余計なものが出てこない。

黄色色素を出した後の花びらを冷たい流水で何度も洗う。
黄色が抜けて赤が冴えてくる。
その花びらを冷たい灰汁に入れて今度は赤色を溶かし出す。
染めるときも冷たく、染めた後のすすぎ水も冷たく中性なので色は水に戻らず、
いっそう冴えてくる、
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真冬のリュウキュウアイ

2012-02-11 | 染織、染料植物
2004年に山口県の瀬戸内側に植えたリュウキュウアイが8年経って寒さにめげずに成長し株を増やしていました。
庭の塀と家との間で、不思議に瀬戸内の潮風をよけて、風が当たった葉は擦れてインディゴになり黒くなっていましたが70%は緑のままでした。
沖縄では2月でも挿し木が出来ますが、瀬戸内では無理かなと思いながら数本挿し木用に切って、ハウス内で挿し木がつくか試してみます。
この夏に向けて挿し木で増やし、来年には,蓼藍と平行して沈殿藍製造作業をすれば量を比較できるかな〜などと思いめぐらしています。
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藍液中の酵素が生成した泡?

2012-01-26 | 染織、染料植物
出張で1週間ほど留守をして、撹拌できなかった藍を撹拌すると、決まって普段より大きな泡が建つ。
撹拌しなかったことで液中の酸素が減り、酵素が活性化し、酸が増えていて、撹拌したことでゲップをした状態?
・・・なんて考えながら、その日の午後に染めると、やはり濃く上がる。「お待たせしました」という気分です。
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真冬の日本茜

2012-01-20 | 染織、染料植物
12月15日に掘り出した時より,全体に赤みが増している。
零下10度、1m50cmの積雪の下、土は全く凍っていない。
8月、12月、1月の染め色を比べてみる
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天然資源の媒染剤

2012-01-09 | 染織、染料植物
手に入りやすいものとして明礬石、明礬湯の花、木灰、岩塩はスーパーにある。
他に泥など,日本やアジアで使われて来た素材がたくさんある。
天然物なので量は一定ではないが、含有する物質の種類は分析が出ている。
アルミや鉄はもちろんのこと、カリウムやカルシウムなどが色素と組み合わさって深みがある発色をする。
古代の人達が丹念に染めや媒染、洗いをくりかえしていた記録があり、実際に使ってみると色が証明してくれる。
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