もう帰ってテレビ見よ

ふぅ～～～

今日は紅白なんたら合戦の日だ

しかし、わしゃ職場で事務仕事じゃ

ぜ～～んぜん！はかどらんぞ

こんな事なら家で酒食らうとったら良かった

まっ！紅白観たってしゃ～無いもんな

明日から正月じゃ

毎年、正月は昼間っから飲みっぱなしだ

来年は・・

（・・・って言うても、もう明日やが）

酒飲むの止めて

勉強でもしたろかな

絶対無理やけど

とうとう一人

ふぅううう～～～～

ようやく今年の仕事が終わった

今日はお客さんが爆発したぞ！

今月最高の入りじゃ

毎日こんだけ来ればのぅ～

まっ！明日から休みやからな

潜在的な需要はあるんやが

いかんせん今日なんかも極めて段取りが悪い

来年からなんとかしよう

それにしても・・・

仕事納めやと言うのに

酒飲んでるのは、わし一人でっせ

仕事納めの乾杯がわし一人

寂しいのぅ～

一時期はお客さんを交えて大勢の乾杯が・・・

現在はわし一人

一人でっせ

ツライのぅ～～

しゃ～～無いのぅ～

世の流れじゃ

なんやかんや言うても

今年もなんとか食ってこれたんや

来年も贅沢は言いません

これ以上落ちませんように

酒飲みが多かった

あいかわらず歯の調子が悪いのぅ～～

歯周病たらで奥歯がぐらついてるらしい

それに目もおかしい

しょぼしょぼする

初期の老眼らしい

もうそんな歳なんやなぁ～～

おんまし身なりにも気ぃ使わんようになったし

すけべ根性も少なくなったし・・・

（多少は感じるが・・・）

松○か子と結婚するらしい人って・・・

わしと同じぐらいの歳やん

たとえ松○か子が嫁でも、もう結婚はごめんじゃ

（向こうが嫌じゃろうが・・・）

この歳で子供でも生まれた日にゃ・・

ディズニーランドで子供の手ぇひいて何時間も並んだり

盆暮れの帰省に子供をリュックに背負ったり・・・

出来るかい！

ふぅ～～～～

早ぅ～店閉めて一杯飲みたいな

なんでこんなに酒飲みで不精ったれなんやろ・・・

出身地の県民性かな？

○○県の人間って酒飲みで働かん奴多いもんな

あっ！そうや

歯の悪い奴が多いや

歯が抜けとるのに平気で人前で笑う

ははは！

前にうちのお客さんでけっこう若いのに歯が２～３本抜けてる

方が来られて

聞いてみたら出身が○○県だもんな

ははは！

そう言えば田舎の家の周りには働かないで昼間っから酒食らうて

ふらふらしとる人いたな

町内に住んでた高校の先生は酒が入るとあばれるし

酒好きの和尚は酒の飲める葬式が大好きだったし

何かで人が寄っちゃ～酒飲んどったもんな

だけどうちの親父は酒を飲まない働きもんなんだよな

これがまた

ＤＮＡは関係しないんだな

身に付いたのが地域性と言うか県民性と言うか・・

浮○者志向もあるんだよな・・・

自由人気質って言うか・・・

・・・

昔、こんな事があった・・

前の職場で

冬の寒い晩、その日は泊まり番やった

救急車？来たんで手伝いに行った

（わしの段取りはへたなナースより定評があった？？）

酔っ払った浮○者が運ばれて来た

ころんでケガしてた

もう酒臭いはしょ○べん臭いは・・

その浮○者の顔を見て驚いた

タゴやん（仮名）や・・田舎で近所のタゴやんや

（なんで○○県から遠く離れた○○県のそれもわしの職場に運ばれて来るんじゃ）

タゴやんは酔っ払って方言まるだし

ナースが聞いた

「あんた、どこ出身？」

「○○県・・」

「あっ！ここにいるひろ造と同じじゃない」

（同じも何も近所の顔なじみじゃ）

タゴやんがうつろな目でわしを見ようとしたから

さっ！と視線を逸らした

「あっ同じ県みたいだね」

「でもさ～僕ってこっちが長いからさ」

（突然、おしゃれな関東弁を使い出す）

またタゴやんがこっちを見ようとする

こっちはまた顔をそらす

「僕、他に仕事があるからさ」

・・・

・・とその場からトンズラした

とその時考えた

うちの田舎の人間って都会に出ても同じやん

わしゃあんな風にならんぞ

こっちでおしゃれに生きるんじゃ

とまあ思うたんだが

最近、だんだんと性根と言うか

ごまかしきれんと言うか

わしもだんだんとタゴやんに近づいて来たような・・・

あっちの水があってるような・・

○○県にも酒を飲まないで一生懸命仕事をなさってる方もたくさん

いるんだろうが

わしの周りだけか

見た目が大事

最近、久しぶりにケイコさんがお客様でいらしている。

その間、新しく出来た同業者のお店を点々としていたとか

そこでケイコさんに聞いてみた

ケイコさんは物怖じしない鉄の女性だ

「うちと新しく出来た所との違いは？」

・・・と

「そうね・・ここって始めて来た方は・・・たぶん」

「一生懸命に仕事をしてくれない・・・」

「・・・って思うわね」

・・・と

わしは仕事のやり方の違いを聞いたつもりなんやけど

それにしても痛いところを突きよる

「少しいいかげんに見えるもんね」

・・・と

おまけまで付け加えよった

・・・

そうかわしっていいかげんに見えるんか

見えるんじゃ無くてホンマにいいかげんやもんな

しかし仕事内容にはあまり違いは無いみたい

要は仕事に取り組む姿勢やな

わしらの仕事にお客様への安心感は大事だ

わかっちゃいるが

こりゃ今更おっさんにはきついぞ

・・・

あっお客さんが来た

仕事するん嫌やのぅ～～

・・・

一生懸命せんかい

同じ

土曜の夜から昨晩まで三夜連続飲みっぱなしだ

それも日曜は朝から昨日は昼から酒浸り・・・

もうすぐ肝臓壊して死ぬんちゃうか

酒さへ好きやなかったら・・・

もうちょいとマシな人生を歩んで来れたんやなかろうか

とかなんとか・・

酒飲まんかっても

こんなもんじゃ

来年への展望

暇じゃのぅう～～～～

いつもこればっかりやん

うちだけやないぞ

同業、同規模の同業者はほとんど暇じゃ

まっ稀に例外もあるやろが

来年はしゃーない

はずかしいけれど営業活動じゃ

はずかしいなんて言っていられるほど甘い世の中じゃないぞ

それにはまずメニュー作りとパンフレット作り

営業先の選定と営業の仕方

営業先のメリットも考えんとな

それに新規事業もやるんじゃ

金はかけんぞ

ビジョンを持って

仕組みを考え

事業計画を立て

これもしっかりとしたメニュー作りと

お出しする商品の完璧さが必要やな

やっちゃるぞ

またダメやったりして

わんこになった気分で

ふぅ～～　しんどいのにワンワンと一生懸命吠えて

くれたんがこれかい

いつものチューイングガムかいな

たまにはもっとええもんくれよ



まっ！しゃーないのぅ～～～



しかしこれってけっこう咬み応えあんねんなぁ～

わしって咬み応えあるもんが好きやもんな



ふぅ～～～

たまには血のしたたるような松坂牛でも食ってみたいなぁ～

しゃ～～無いのぅ～ここんちも貧乏だし

だいたいここの主人が毎晩酒さえ飲まへんかったら

それと稼ぎがもっと良かったら

もっとええもん食えるのにのぅ～～

それよりあの主人

たまにはわしの頭でもなでてみぃ



ほんまにもう嫌になるのぅ～～

だいたいわしの生まれは金持ちの家なんや

それがどう言う訳かこんな貧乏ったれの家なんぞに貰われて来て

おまけに家の中にゃ入れてくれへんし

ぶつぶつ・・・



うちのわんこ

・・・

こんなふうに思ってるんやろな

怠けもんには辛い

こんな会社も無いような住宅地に

お昼のランチ戦争が起こっている

新しく出来た居酒屋さんは家族経営だ

前にあった料理屋さんを居抜きに借りている

周りに数件の飲食店が集まっているが

大手のチェーン店以外はどこも苦戦を強いられているように見える

（チェーン店も内情はどうだろうか）

（いくら居抜きで改装いらずにしてもこんな所でどないすんねん

・・・

とか思っていた。

それがどうした事か開店半年足らず、あにはからずも繁盛している

答えは昼のランチの料金だ

メインの料理に煮物、目玉焼き、納豆それにおしんこに味噌汁

それと食後にコーヒーまで付く・・・

これで550円だ

必死こいて働いて家族経営だから成せる技か

でもこれだけではとても利が出ない

現に今日、僕の隣りで食っていた奥さんは

「お銚子一本！」

・・・と昼酒を注文していたし

（たぶんお銚子一本の値段はランチより高いぞ）

忘年会の予約も他の客から入っていた

それに安いランチだけじゃなくて普通の定食を頼んでいた客もいた

まっ！お店の人も550円のランチは客寄せと考えているんだろう

それにしてもランチだけの客が多いぞ・・・

（わしもその一人だが）

しかし現在の世の中、下々は身を粉にして働くしかないんやな

特に貧乏自営業者・・

昔の車で言やチョーク引っぱったままエンジン全開で走るようなもんやな

エンジンが焼きつくまで突っ走る

そういう所だけ生き残る

ボ～～！としている所は必然と自然淘汰される

難儀な世の中じゃのぅ～～

明日から私は変わります

昨日も浅草で昼酒かっくらってうろうろして来ましたが

そんな事やってる場合や無い！

今はワーキングプア真っ最中じゃ

どぎゃんかせにゃならん

とりあえず仕事中は仕事じゃ！

（あったりまえやんかぁ～～）

とりあえず明日から6時起きでウォーキングじゃ

(出来るんかい！）

口約束

おお～～～～おおお！

歯が痛い

それに合わせて腹の具合も悪いし

肩までこるやん

こんなに長い事、調子が悪いのもおかしいのぅ～

特にいつも週末じゃ

こりゃほんまに誰ぞに夜中、わしのわら人形に釘打たれとるとしか

考えられん

誰やろ？

わしを一番憎んどるとしたら・・・

はは～～ん

あいつじゃ！

うちのワンコやな

たぶんワンコのミミがわしのわら人形に釘打ってるんやな

あの野郎・・（メスやから野郎ちゃうな）

わしが家に帰っても一瞥するだけやもんな

・・・

犬なわけないか・・

・・・

それにしてもお歳暮シーズンも終わろうとしてるのに

誰も酒くれんのぅ～

昔はそれこそ、ご近所に配るぐらい貰ったのに

昨日なんぞ貰ったのは・・・

トメさんには賞味期限切れのパン

「温めてきたから早く食べてね」

・・・って言われったって

賞味期限切れてるやんか

それと酔っ払ったタダシさんには

家でペットボトルに詰めてきた焼酎の水割りと柿のタネ

あのペットボトルどこぞで拾うて来たんちゃうか

それにタツさんには

「ひろ造さん○○好き？」

「ええ○○は好きですが・・・」

「今度持って来てあげるからね・・」

「どうもすいませんねぇ～」

貰ったもんが・・

口約束じゃ

これにも礼を言わにゃならん

お～～お！

難儀な時代やの～～