014 天然素材のブリーチ。

■エコチェックポイント■
　⇒髪染めもエコ＆安全に。

エコな髪染めと言えば「ヘナ（ヘンナ）」が有名です。
ヘナは植物由来の成分で、頭皮にも環境にも安心です（通常のヘアカラーには、発ガン性の疑われる化学物質が含まれているそうです）。

ヘナカラーは普通のドラッグストアでいろいろ置いてますので、お好みの色を探してみてください。

ただ、ヘナの場合、白髪染めとしての用途がほとんどでして、黒髪だとあまり色が入りません（僕もトライしましたがダメでした）。
ヘナは痛んだキューティクルに吸着し、着色＆補修もしてくれるという優れた性質なんですが、逆に言うと、黒髪を明るくカラーリングするという用途には不向きなんですね。

そこで今日ご紹介するのは、９４％が天然植物成分という「髪に優しいブリーチ剤」です（写真）。
おもな成分は、アロエベラ・アーモンドオイル・パパイヤパルプ・ローズ・シトラスエキス等です。布の汚れ取り・湯のみの茶渋取りなどにも使われるペーストなんだそうですが、これで髪も脱色できるんですね。今の僕の髪色は、このブリーチで脱色した色です。けっこう気に入ってます。

まぁ、ホントは何にもしないのが環境には一番いいでしょうし、このブリーチが通常のものに比べどれほど環境負荷が抑えられるか、どれほど身体にいいか、はっきりしたことは言えないのですが、ブリーチにも植物由来のものもありますよ、というご紹介でした。

※髪染はパッチテストを行った上で、自己責任で安全に注意して行ってください。
※植物性ブリーチは雑貨屋さんやネット通販で販売されています。

同じような製品なら、より環境に配慮したものを。
それが「グリーンコンシューマー（環境に優しい消費者）」の考え方です。
環境に優しい商品はすこし割高になることが多いですが、そのぶん身体に優しい素材だったり、安全性が高かったりと、結果的には価格以外のメリットが多いことに気づきます。ヘアカラーにかぎらず、様々な身の回りのお買い物を、グリーンコンシューマーの視点で見直してみてはいかがでしょうか。僕もいろんな“お気に入り”を紹介していきますね♪