名古屋の夜。
ホテル近くで飲もうということで、
歩き回る、回る回る、くるくる回る。
チェーン店なんぞには入るものかと、
うろうろ徘徊を続ける。
もういいんじゃないかという声を振り切って、
チェーン店しかない通りを駆け抜けて、
ひたすら歩く、歩くとうまいぞビール！
という呪文を唱えながら。
約1時間、くたくたで辿り着いたのが、
「むかしや」という店だった。
名古屋に来たんだから、名古屋のものを。
はい、名古屋コーチンであります。
全国どこでも食べられるけれど、
そこのところは目をつぶって口を開けてであります。
満員御礼のお店は、
かなりオーバーワーク気味。
それでも愛想はいいので、好感はもてる。
そう、やっぱり店は愛想だ。
やっぱり、大手チェーン店よりだんぜんいい。
地元の店がもっと頑張ってほしいよね。
そう願いながら、
ほろほろ酔って良い気分のワタクシでありました。
先日、鞆の浦で蕎麦を食べた。
鞆の浦で蕎麦？
「食堂の蕎麦って感じじゃないのか」と、
諦めモードで店に入ったら、
おっとっととっと、
なかなか本格的にやられているじゃないか。
店の前での発言を訂正することに。
メニューを見ると限定の蕎麦もあり、
十割蕎麦を手打でやっているようだ。
しかし、それは次回にということで（次回があるか？）、
エビ天、鯛飯、蕎麦、小鉢付というセットを頼んだ。
エビ天が別皿でやってきた。
別皿というのがいい、好感を持てる。
蕎麦は、出汁やや少なめでさっぱり、
ネギを散らしただけ。
これもまた好感を持てるじゃないか。
この場所で、
店の方針をしっかりと打ち出しやっている。
いいんじゃないでしょうか。
味噌おでんがこの店の名物らしいので、
また行くことがあれば、
味噌おでんを食べながら日本酒１本、
そして十割蕎麦でしめる。
そう思っております。
旅に出るかな。
ちび割烹で、「こっぽう」という名のお店。
近鉄電車に乗って、
奈良から二つ目の駅、西大寺で下車。
テクテク歩いて数分。
駅から近いけれど、
なかなか見つけられない場所にある。
土地勘のない人は迷うだろうな。
（今は、ネットで調べられるから迷わないか）
魅力の一つは、酒の安さ。
奈良の地酒、純米酒が一杯３５０円だからね。
酒飲みにはうれしい、
メニューも豊富で、
刺身～貝類～野菜～鶏肉～牛肉～珍味～などなど、
どれも満足いくものだった。
中でも珍味の三点盛のパンチ力はすごかった。
これは、好きな人にはたまらんだろうな、
でも一人で食べると塩分オーバーは確実。
これだけで一升飲めるわ。
この店は、通う価値有りと見た。
何度か行ってみようと思う。
4時からやっているというから、
早めに行ってグビグビして、ラストはバーで一杯。
なーんてのがいいんじゃないの。
決して、最後にラーメンズルズルはしないようにしよう。
店の隣がラーメン屋だったけど・・・がまん、がまん。
行く相手によるけどね（ラーメンになる相手しか思い浮かばない、悲しい）。
最後に食べた親子丼、鶏肉が旨かった。
酒の後にはいいよ、考えてるな。
さーて、ラーメンだよ。
寄ってらっしゃい見てらっしゃい。
種も仕掛けもございません。
そんじょそこらに・・・あるラーメンだよ。
それなら紹介するなって、ははは、そうですね。
基本、好きな店、
好きな食べ物しか紹介しないと決めております。
ウマイマズイは、人それぞれ。
でありますからして、
すべては、オイラ☆ランキングでございます。
でありますからして、
そりゃちがうぞ、おんどりゃ～、おんどりゃ～（太巻き語）と、
怒らないでくださいましね。
さて、このラーメン。
早稲田鶴巻町に存在致します、西北亭であります。
そのむかし、鶴巻町に住んでおりまして、
この店を知ったのでございます。
今日、時間があったので寄ってみました。
わーーーー、久しぶり。
首を振りながらチャーハンを作っていたお兄さんも、
りっぱなおじさんになっていました。
時の流れを感じます。
ここのチャイナチャーハンも好きな一品なのですが、
それはまた次回に。
ラーメンの名前は、特製西北ラーメン。
特製ですから、普通のラーメンもあります。
スープに凝っているわけでもなく、
麺は手打ちだ、どーだ、食ってみろ！でもなく、
チャーシューは30時間・・なんてこともなく、
特別なことは一切していないラーメンです。
でも、好きなんです。
そこが好きなんです。
薄味醤油ラーメンです。
濃い味が好きな人は、怒っちゃうかもしれません。
おらおら、おれは太巻きやでぇ～、
醤油けちったらどんならんでぇ～と。
微妙な味なのです、
これ以上いくと薄味危険ゾーンに突入しそうな、
とてもスリリングなラーメンなのです。
さらに、もやしに味がついていませんので、
救いを求めてもやしを口に入れると、
薄味感が倍増するのであります。
さらに薄味の世界が広がる仕掛けになっておるのです（仕掛けてない）。
なんども言いますが、
でも、好きなんです。
ご近所の方は（もう知ってるか）、
期待せずに食べて見てください。
大食漢の方は、
チャイナチャーハンと餃子も一緒にやっちゃってください。
やっちゃう快感がたまりませんよ。是非！
次回は、チャイナチャーハンと餃子だな。
一人ではキツイか・・誰か誘ってみよう。
晩杯屋（バンパイヤ）。
これまた大山にある居酒屋である。
なんたって安い。
どこでどう仕入れてきたのか、
どういう魔法を使っているのか、
摩訶不思議な価格と味である。
しかし、安いマズイ、サービ最悪ではない。
店の人もちゃんしているし、味も満足いく。
この安さに対抗するのは大変だろうな、
周りの店は、
「やっかいな店できたなぁ」そう言って慌てているかな。
いや、大山は違うような気がする。
「おらおらおら、負けてられんぜ」と、
さらに回りも活気づいているのじゃないか。
だって、それが大山だもん。
大山界隈には、まだまだ強者が潜んでいるはず。
これはじっくりと攻める価値はある。
時代は大山へ、世界は大山を追いかける。
なーんて、ポスターをつくって、
どんどん全国にまき散らせばいいのだ。
次は、コーンかき揚げのうまい店へ。
二度ばかし行きましたが、
なかなかのなかなかで、なかなかなのですよ。
ご期待ください。
三度目の「ひなた」だ。
池袋から東武東上線に乗って、大山下車。
駅から歩いて数分のところにある。
三度目の「ひなた」は、
６時過ぎには満員御礼で店内に空席なし。
満員を超えているんだよ、すんげぇ～が爆発しちゃう。
店外に席をこしらえてもらって（４名）、
店内の盛り上がりに負けないように飲む、食べる、話す。
うまいんだなぁ、なんでも。
女子にも人気があるようで、
女子二人、おばさん一人というパターンも珍しくない。
フレンチもイタリアンも任せなさいという感じは、
カップルにも合うよ、周りのガヤガヤをBGMに愛を語り合う。
なんてエロチックなんだ、体験したーい。
したいけれどできない、
チャンスは訪れない、いつも寂しい男飲みだ。
大山は他にもびっくりする店が何軒かある。
大阪も昔は、安い旨い活気ありの店が多かったんだろうなと、
東で飲んでいて思った。
「ひなた」は、全国で通用する店だと勝手に太鼓判をおすのであった。
0826
なななんだ、日本のパスタのルーツとは？
とんでもないものを手に入れてしまったのか？
国家機密か？ そんなことはない（当たり前だ）。
近所のスーパーで発見したんだから。
ルーツという言葉に手招きされて買ってしまった。
さて、どんなものか、日本のパスタだから、
そうだ、これでナポリタンをこしらえたら…
完全無欠の日本のスパゲティになるんじゃないか。
しかし、表示はパスタになっている。
そこにペテンの香りがするのは気のせいか？
いやいや、「日本の」と書いてあるじゃないか。
これは日本国がお認めになったということじゃないか。
そうか、日本国がお認めになったのだから、
これがパスタのルーツということは間違いないだろう。
オレは、いよいルーツに手を出すことになるのだな。
「手を出す」うーん、興奮するじゃないか。
しばらく、この興奮を楽しむためには、
しばらくは、「睨み日本のパスタのルーツ」として、
テーブルの真ん中に置いておかなくちゃいかん。
どんなパスタにするか、いつ調理するか、いつ食べるか、
うーん、迷いに迷いながら過ごそう。
報告をお待ちください。
