伊藤浩之の春夏秋冬

日本共産党の市会議員です。市政のこと、政治のこと、身近な花や生き物など思いつくままにつづっていきたいと思います。

特別委員会の傍聴で思いました。東電の本質は変わっていない。

2017年01月24日 | 市議会
 いわき市議会の復興創成対策特別委員会が開かれたので傍聴に入ってみました。東京電力が出席することから、どんな発言があるのか興味深かったからでした。

 会議では東電福島復興本社の新妻副代表が、昨年11月22日に発生した福島県沖を震源とする地震時に、東電福島第二原子力発電所3号機の使用済み核燃料プールが冷却を停止した事故などで「不安を与え、迷惑をかけたことにお詫び申し上げる」としながら、今回の事故ではヒューマンエラーがあり、ソフト面及びハード面でのカバーも重要なので、設備の在り方などの検討に取り組んでいくと発言。さらに広報面での課題があり、問題点を検証しながら対応を考えていくことや事故をおこした第一原発の廃炉にしっかり取り組んでいきたいと述べました。

 この後、東電は11月22日に発生した第二原発3号機の使用済み燃料プールの冷却停止と冷却水漏れや第一原発で12月4日に発生した東電社員が配管の弁の操作レバーに触れ、使用済み核燃料プールの冷却を一時停止した事故、同5日に初声下点検中の作業員の防護服がポンプのスイッチにひっかかり、3号機の原子炉の冷却が停止した事故などの原因と対応について説明しました。

 この後、委員の質問に答えたのですが、一つ関心を持っていたのが、同復興本社の石崎代表の発言として伝えられた、情報公開にかかわり「県民の不安に思いが至らなかった」という趣旨の発言に関する質疑でした。

 この発言はこれまでもたびたび繰り返されており、何かトラブルが発生するたびにこうした発言を聞いてきた記憶があります。一番、最初に聞いたのが配電盤がネズミの侵入でショートしたトラブルの時だったのではないでしょうか。この時も情報公開のあり方が問題になっていました。

 こうしたトラブルが繰り返されるということは、そのたび改善策を策定しながら、その取り組みが功を奏していないということを示しているのであり、東京電力と関連社員が住民といっしょに様々な地域復興の事業に取り組み信頼回復を図ろうとしているものの、肝心の部分が変わっていないということを示すことになるのではないか。この発言を見るたびに、そんな気持ちがわいてくるのです。

 「体質が変わっていないのではないか」は

 こう質問された新妻副代表は、「避難している方々がどうなんだろうかという気持ちで、第一、第二にかかわらず社員全員が受け止めていかなければならないと思っている」という趣旨の回答をしていましたが、こうした発言が繰り返されるような事態にならないことを願うばかりす。

 もう一つ、防潮堤の問題です。第一原発には新死後も防潮堤はありません。

 11月22日の地震でも1.6mの津波が来襲していますが、こうした津波から守るべき壁がないのです。

 東電は、最も懸念されるアウターライズ地震が発生する事態を評価してみても、大きな津波は来ないとして、現在の施設に到達し水を侵入させないための水密扉の設置などの対応をすすめているといいます。

 私はこの評価が曲者で、そもそも評価が誤っていたからこそ、第一原発が地震と津波によって事故を起こす事態に至ったのではないかと思っています。

 東電の本質は変わっていないのかな。そんな思いがいたします。
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