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「生き甲斐の心理学」の知恵を活かし、張合いのある毎日を楽しみます。縄文小説もね!

海を越えていく先端技術・・・(時代 5/10)

2017年07月15日 | 第三章「無意識の世界」

 梅雨はどこに行ってしまったのだろう?そんなことを想う、暑さ厳しい朝だったが、今日は縄文時代より遥か昔の日本列島のことを考えている。

 最近のめざましい科学の進歩で、例えば不特定の黒曜石の産地がどこかを蛍光X線分析で特定できる技術が開発されている。それで驚くべき発見がされたが(その成果の一部は縄文小説で使わせて貰った)、旧石器時代の2万年前、3万年前といった時代で、例えば神津島の黒曜石が、内陸でも流通していたことが分かってきている。つまり、そういった時代に海を舟で渡って良質の黒曜石を採取し利用していたのだ。

 旧石器時代とは、新石器時代からの間氷期の前であり、気候も7度摂氏とか今より寒い時代だ(ピーク時は海面も100mくらい海退)。その時代の狩猟は当然鋭利な石器が必要とされたが、それも特に後期後半となってくると、細石刃の利用といった黒曜石の有効利用が始まる。一つの黒曜石からどれだけの鋭利な刃や石器を抽出するかは、現代のIC技術に似ているが同じようなことが一万年以上前にあったのである。細石刃技術のおかげで、数十倍の抽出が可能になったようだ。

 石器、航海・輸送技術・・・こういったものは、当時の画期的な技術のいったんだと思うが、それが時代を動かしていったことは紛れもない事実なのだと思う。

 昨日は、持統天皇の創造性といったらよいかを論じたが、時代の中で人はどのように難局を突破していくかを考えるのは楽しい。まさに、ストレス曲線を幸福曲線に変えるプロセスなのだろう。

 絶望感については昨日考えたが、今日は停滞感について考えている。何となく人を襲う停滞感。時代の停滞感というものもあるだろう。右肩下がりの時代(現代の産業革命による技術革新が、デフレスパイラルを起こすというのも一つだろう)は、歴史を勉強するとよくあることである。そうしたときに、個人の場合もそうだが、創出性というか創造性を発揮して変わっていくというのは一つの定石だと思う(生き甲斐の心理学を援用すると)。

 当然ながら、細石刃技術を発明した人、神津島から内陸に黒曜石を効率よくもっていくプロセスを考えた人、漆加工を考案した人、舟を作った人、そういった人々は存在したことは確かだが、遠い昔故に詳細は全く分からない。しかし、そういった人々のお蔭で今があるということも確かである。私は死後の世界を信じているのだが、あの世で、そうした人と話ができたらなあと妄想してしまう。

 今日のお話しは「黒曜石 3万年の旅」(堤 隆著 NHKBooks)などを参考にしました。感謝しています。

時代 5/10

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