山口日記

その日を記し、その日を残し、来るべき日を見据え、来るべき日を迎えるために。

どうしたらいい?

2016年10月27日 | 日記
基地が欲しいという人なんか居ない。

要らないと言えば、日本のことを考えているのか、と、利己的であるかのように扱われて、理解しようと受け入れる意思を示そうものなら、ほれ見たことか基地がないとやっていけないんだろ、と物乞いかのように言われる。

結局どう転んだって、誰かにないか言われるこの状況が、あきらめへと導く。多くの人はあきらめてると感じる。

私が暮らすアパートから、まっすぐ突き当りが嘉手納基地のゲート。
今年に入ってから、高江のヘリパット建設反対で数回集まっていた。
青信号の横断報道をプラカードを持って歩き回る。
点滅が始まると機動隊に誘導される。
挑発するかのように横断歩道に留まり機動隊にどかされる。
機動隊に罵声を浴びせる。
機動隊の表情は険しいばかりでく、ペットの調教でもしているかのように笑っていたりもする。
新喜劇ばりの予定調和。
どっちもどっちで気持ち悪い雰囲気漂っているという点で、住環境にその空気感が入り込んでくることに拒絶反応が出る。
さらには違う日には日米友好を訴て、アメリカ人が手を振っていたりする。
得意の偽善を撒き散らして潔癖を気取る。
全部嫌。そんなときはどうしたらいい?

環境保護の観点から中止を訴えるなんて苦しいにも程がある。
もちろん基地なんて欲しくないし、沖縄にとってもっとも大切な財産であり、資源である自然を犠牲にすることに賛成なんてしていない。
でも、いたるところで埋め立てまくってる中でそこにフォーカスするのは,現実世界を遮断した独り言にしか聞こえない。
市民が楽しむビーチの大半が埋めて。無駄な高架や山道なんて得意中の得意。
どうしたらいい?

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