hiroya_ikeda の物欲の館

独身貴族(?)の私が手に入れたいろんなGoodsを紹介するページです。カメラ・レンズとPC関係が多いですが・・・。

Adobe Creative Suite 3 Web Premium

2007年07月19日 05時58分36秒 | PC/AV機器
実は発売日翌日に新宿ヨドバシカメラで買っていたのだが、ある程度使用してからレポートしようと思って保留していた。
AdobeのCS戦略(セット売り)はCS販売のときに結構効果を出したのではないかと思っている。少なくともQuarkXPressからInDesignへの乗り換えは一気に高まったものと思う(Quark社のMacOS X対応の遅れも原因と思うが)。
CS発売時のアップグレードはPhotoshopさえ持っていればCreative Suiteへのアップグレードができたと記憶しているが、Illstratorを持っていてもCreative Suiteへのアップグレードはできず(Illstrator csへのアップグレードはできた)、ましてGoLiveはGoLive csへのアップグレードの道がなかった。要するに、単品それぞれでのアップグレードは全て可能だったわけではなく、またPhotoshopユーザーへの優遇があったように感じる。
以下は私の推測である。
クリエイターでIllstrator所有者のほとんどはPhotoshopを所有しているが、Photoshop所有者は必ずしもIllstratorやましてInDesignを所有しているわけではない。当時Creative Suiteへのアップグレードはかなりオトクだったように記憶するが、PhotoshopとIllstratorを所有するユーザーがCSを2セットアップグレードしてもらって(1本を他人に譲られて)は困るので、PhotoshopユーザーのみCSへのアップグレードが可能だったのではないか?

AdobeのCS戦略もユーザーにとって一理なくもない。それまでPhotoshop、IllstratorなどでDTPソフトのバージョンはユーザーによってまちまちで、それによるトラブルが多かったからだ。それをCSというセットにすることでソフト間のバージョンを統一すればトラブルが減少するというわけだ。
とはいえ、一旦CSにアップグレードしてしまうと、次からはPhotoshopとかIllstratorなど単品ごとのアップグレードができなくなる。一度に全てのソフトのアップグレードが必要になるのだ。これは個人にとっても法人にとっても結構キビシイのではないか? 私はMacではPhotoshop7.0をcs、そしてcs2にアップグレードし、Illstrator10.0もcs、cs2にアップグレードしたが、Windows版はCreative Suiteの製品版を購入した後、アップグレードしていない。バージョンアップに費用がかかりすぎるからだ。たぶん、多くの個人や法人はコスト面でcs2へのアップグレードには躊躇したのではないか?

ずいぶん過去の不満を並び立てたが、CSもバージョン3になるに至って重要なポイントがある。それは旧マクロメディア製品との統合である。これはウェブデザイナーにとって福音ではないかと推測する。私はマクロメディアのスタジオMXというソフトを所有していたので、Web Premiumにバージョンアップすることができた。
このパッケージにはPhotoshop CS3 Extended, Illstrator CS3, Dreamweaver CS3, Fireworks cs3, Flash CS3 Professional, Acrobat 8 Professional, Contribute CS3のほか、売り物ではないBridge CS3, Version Cue CS3, Device Central CS3, Stock Photosといったてんこ盛りパッケージ。これにInDesign CS3を加えれば、ウェブからプリントメディアまで完全にカバーできてしまう。しかし値段はアップグレードバージョンであるにもかかわらず111,000円!

実際のところ、インストール後の確認で一通り起動した後で使っているのはPhotoshopとBridgeのみ。
Photoshopはパレットが整理されてノートPCの画面を有効に使えるようになったのを実感。また、インテルMacに正式対応したため、処理速度が速くなったことも実感できる。それ以外は新機能をいまだ使っていないのが実情(笑)。
Bridgeはベースカラーのデフォルトが黒になったため、違和感を感じたので、以前のように白に変えて使用している。以前のバージョンとレイアウトが大きく変わったので未だに操作に慣れていないというところが現状リポートである。

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