髪切職人ひろ屋の思いつきブログ

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栃木の雪崩に遭った高校山岳部

2017-04-04 09:55:36 | テレビ・芸能
つくづく思う学校での事故。
自分も学生時代を振り返ると、知識のなさ故の恐れ知らずだったり
信じるものは先生・学校という部分もあった。
やれと言われればやるしかなく学生特有の変な協調性。。

運動会の組体操や巨大ピラミッドもそう。
やれといわれたからやる。そこにやらない・できないという選択肢は不思議となかった。

自然を相手にする部活の場合
仮に顧問がその道のプロだとしてもそれは単なる人間1人にすぎず
今回の雪崩の場合、プロであっても雪崩を防ぐ能力はない。
海に関しても溺れる・サメに喰われることもその道のプロでも対応は不可。
雪崩の山を壊す・荒波をかきけす。そんなアニメのような魔法使いは存在しない。
だから顧問がどれだけ知識や経験があろうとも”それ”が起きた時はどうしようもない。

このような自然にかかわる部活にとって必要なのは
想定できる全てのトラブルを考え、その場合どのように行動するか。
安全が保たれた山をただ登って得るものは”安全な山を登れる経験値”のみ。
山を登る前に山で起こりうるトラブルを練習すべきだと思う。

今回助かった1人は埋もれた雪を食べ、呼吸できるスペースを作った。
亡くなった生徒はそれ以前に圧死などによりスペース確保どころではないが
もしかしたら雪崩発生の時になにかの備えがあれば助かる命もあったかもしれない。

ただ1つ。
事故を起こしたい人なんていない。
けど時速100キロのスピードで運転してる人がこれを言っていたらどうだろう?
命を落としたくなければ、簡単な話が行かなければいいというだけ。
やりたい事にリスクがあるならそのリスクを最小限にとどめる準備をしてからではないと。

もうすぐ新1年生が通学で道を歩く。
当たり前だが心配だから親は日々心配をする。
例え自分の子供が成長し自分で行動・判断できる年齢だろうと
新1年生だった時の事を忘れてはいけない。

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