蹴球放浪記

緩まない、緩ませない。
横着しない、横着を許さない。
慌てない、「だ」を込める。

続・「見せる」ということ。

2007-04-07 00:43:48 | 舞台のこと

あまり、他人のことは悪く言いたくない。
「自分は、その厳しい言葉に耐えうる精進や鍛錬をしているのかな」
ということがまず最初に引っかかるから。

でもな、自分より恵まれた立場にいる人間が自分よりちんたらやっていたら
誰だって怒ってしまう、というかぶちぎれてしまうよ。

というわけで「伊達眼鏡」という福岡の結構頭のいい高校の
演劇オールスター公演をのぞきにいった。
演目は「バンク・バン・レッスン」、この演目、銀行の防犯訓練を
題材にしたどたばたもの、よおく見てみると演技の組み立て方の基礎が
ぎっちりと詰まっている、だからこそ若手のカンパニーが腕試しとしてやるのかな。

がだ、お粗末、としか言いようがないです。
ぽんプラザ、という箱をもてあましている、救いは無料、ということだけ。
おととしのオールスター公演、野田秀樹の「半神」を演った先輩のほうがまし。

プレイヤーがいろいろやっている周りに
ドームのようなバリヤーを張ってどうするよ?
技量の問題もあるかもしれないけど、きちんとパスだそうよ。
こないだのトレーニングキャンプの「アイタタな気持ち」が良くわかった。

次は「ラッパ屋」というカンパニーの「妻の家族」という演目。
奥行きをうまく生かした舞台で、それぞれのキャラクターを出して、受けて。
ドキッとさせるところもうまく入れて、関東風味の吉本新喜劇という趣。
「彼女」との現在進行形の出来事がストーリーに入っていたので、
自分は複雑な気持ちで見ていたけど。
こういう出しと受けの関係をあの子達にも見てほしかったなぁ。
あと、「動くために止まる」、「止まるために動く」ということも。
・・・「見手」としての修練も必要だよぉ。

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