折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

「つみ草」の思い出

2017年02月20日 | 
元気になり始めたビオラ 

昨日のフェイスブックで、草むらで見つけた土筆の写真がアップされていました。
もうそんな季節なんですね。

40年近く前のこと、新聞広告で探したアルバイト先は地下鉄の終点近くにあった工房でした。
周辺はまだ造成されたままの空き地が広がり、日の当たる斜面には2月中頃からポツポツ
土筆がはえるのです。帰りに一握りほど摘むのが楽しみでした。
そんな話を一緒にに仕事をしていた60代の男性に話すと「ほう、つみくさですか」と。
「つみくさ」なんて優しい響きの言葉だろうとずっと心に残りました。

それからしばらくしてその方は文化センターの俳句の先生や俳句結社の世話役もされていると
知りました。
会話の中でも美しい言葉がぽっと出てきて感心したものです。
夫が晩年に俳句を始めてから歳時記を買い私も眺めていると「なるほどな」と納得。
歳時記には素晴らしい日本の言葉がいっぱい詰まっていました。
ちょっとは勉強すればいいのですが・・・今も本棚に並んだまんまです。





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2 コメント

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こんにちは (のびた)
2017-02-20 11:18:22
摘み草 若いころまでは普通に使っていましたね
そういえば最近 こんな言葉は聞かれなくなっています
懐かしい言葉の域になりつつありますね
懐かしい言葉 (ひろ)
2017-02-20 11:34:18
日本語も変わってゆくのですね。
メールの絵文字に とってかわられないように
頑張らなくちゃ。
なんて言いながらキーボードに慣れてペンで文字を
書くと漢字を忘れていてびっくりします。反省!


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