寄り道研究所

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大山崎山荘美術館でタイムトリップ

2014年07月21日 | ビルディング
大山崎山荘美術館は濃い緑に囲まれています。





企画展



戦国時代とドラえもんと未来がごっちゃになったような世界観を楽しめるフィギュア、絵画が楽しめます。
来週までですので、お見逃しの方はお早めにと言うか時間がありません。



トンネルといえるほど長くないのですが、ここをくぐれば別世界が待っています。



企画展を見終わったら2階のカフェでビールをいただきましょう。
さすがアサヒビールの館です、冷え頃のビールと冷やした容れ物が梅雨の暑さを忘れさせてくれました。
いっしょにいただいた
シナモンビターチョコとドライマンゴーのケーキ「南蛮虎良」(なんばんとらい)
甘さ控えめでビールにもぴったり、おいしくいただきました、次回はあたらしい企画展のスイーツと一緒にビールをいただきましょう。



もう一つ、安藤忠雄さんの建築。
和の庭園と安藤忠雄さんらしい(知ったような口ですが)ストイックな未来を感じさせる無機質感の対比が素敵です。








KITTEビルはつまらないデザインでがっかり、文具屋さんは良かったです

2013年07月21日 | ビルディング
金曜日は東京出張だったのですが、あいもかわらず東京のお昼は高く付きます。

普通のサラリーマンが多く見られる新橋の居酒屋さんでお昼の定食が880円、東京にしたら安いのですが大阪にしたらやっぱり高いです。
普通の食べ物屋さんなら軒並み1000円超が普通です、東京っておかしいと思うんですけど

ここの鯖の塩焼きは美味しかったです



今回の目的は東京駅の丸の内側、南にできた東京郵便局を建て替えてできた「KITTE」ビルで文房具屋さんを見に行くことです。
東京駅の右が「KITTE」ビルですが、下層階は先代の外装を利用してレトロ感はありますが、高層階はお決まりのガラス張りという、なんという面白味のないびるなんでしょう。

デザインっていう主張は日本はないんだろうか



正面にレトロ感を生かしたのはいいんですが、ここまで建て替えておいてビルの顔をこんな程度しかできないとは、いったいどうなってるの
ほんとつまらんことです



つまらんデザインのことはさておいて、4階が文房具関連、雑貨屋さんが集まっていまして、なかなか楽しい品揃えでした。
寄られる機会があればぜひどうぞ、ゆったりとしていますからいいですよ

そのビルのエレベーターですが、壁が汚れてます!じゃなくて、水滴柄の壁でした。
なかなかしゃれてますけど、郵便局後のビルとしては何を狙っているんだか、デザインに統一感がないですよ



東京駅前って同じようなガラス張りが増えるばかりで面白く無いな~って思うばかりなのですが、大阪はその点、って言いたいところですけど、できたばかりのグランフロントは東京のデザインを大阪に持ってきただけですから偉そうなことは言えないところが悲しいところです。

さあ帰ろう、ってことで、きれいに修復された東京駅のドームです。
なぜなんでしょう、ドームと地上の間にネットが張ってありまして、せっかくの美しさがピンぼけになった感じが残念



出張最後のお楽しみは新幹線で食べるお弁当とビールなんですけど、今回も深川めし
しばらくぶりなのですが、すっかり忘れていました、リアルな魚は「ハゼ」、顔を見たいようにいただきしましたが...
ちょっと小骨はありますが、じっくり煮込んだ甘露煮ですので美味しくいただきましたが、今回はちょっと固かったのが残念です



東京って大阪よりけっこう北に位置するのですがすっかり蒸し暑くなってましたから、もう10月くらいまでは行きたくないです。
次回は涼しくなっていますように...

携帯電話の室内アンテナはこんな感じ

2011年12月01日 | ビルディング

仕事場は地下にあるもので、当然のことながら携帯の電波なんてどこも届きません。

対策はただ一つ、

各社さんに室内にアンテナを付けてもらっているのですが、まずは私のソフトバンクiPhoneにちゃんと電波が届いているかどうか久しぶりに計ってみました

おお~っ、これくらいの速度が出ているので気持ちよく表示できています

最近になって速くなってません?

 

こちらが天井に付いているソフトバンクのアンテナです。

通信回線に直接つながっているタイプではなくて、電波が入る外にアンテナを付けて、そこから室内に通信線で電波を持ってくるというものです。

これでもいいのですが、外のアンテナが付いているあたりで混雑していると、室内側も同じように混雑して回線の速度が落ちてしまいます。

お安く上げるための方法なので、できれば専用回線を持ってくるアンテナにしたかったのですが、無料で付けてもらうのですから贅沢は言えませんでした

 

こちらはドコモの室内アンテナ

専用回線で接続していますのでスピードも最高、電波も強力なんで壁の向こうでもちゃんとつながります

 

こちらはauのアンテナ

見た感じは天井にあるフタ、って感じですけどアンテナなんです。

こちらも電話回線で接続するタイプですのでスピードはOK、とはいうもののauのスマートフォンを使っている人がいないのでスピード感はわかりません。

auのiPhoneにしても良かったかな

 

これもソフトバンクのアンテナなのですが、天井のアンテナではスピードが出なかったので電話回線を接続するタイプのマイクロセルアンテナを付けました。

上のアンテナに電話回線を接続するわけじゃなく、このモデムにアンテナが接続されています。

よくあるモデムと一緒でWi-Fiも使えるように思えるのですが、いちおうアンテナ専用にしか使えないようです。


というわけで、地下の事務室とはいえ携帯電話は3社が接続できるので、個人的にも仕事的にも文句なしの環境となっています。

最初から揃っているわけではなく、設置費用が会社から出そうにもないので営業の方に色々と無理をお願いしつつ、ドコモ→ソフトバンク→auという順番で5年かかりました。

今となっては当たり前みたいに使っていますが、各社さん、ありがとうございます


大大阪を感じられる「民都大阪の建築力」展、おもしろ~い

2011年09月01日 | ビルディング
NHKが入っているビルにくっついている大阪歴史博物館の特別展で「民都大阪の建築力」
短く言えば大阪の古い建物の魅力、って事ですかね
現存する建物、建て替えられた事務所ビルなどなど、比較する楽しみもありますし、華やかなりし大大阪時代を体験しましょう

撮影ができないのでメモをとってみました。
iPadのNote Taker HDなんですけど、ペンを使ってもこの程度のサイズなので、やっぱり紙に書き込む方が密度が濃くて見やすくなります
大丸百貨店の心斎橋店はW.M.ヴォーリスの設計、らしいのですが、設計図も現存していて、今の建物と比較できるのがいいですね

1階のエレベーターの回数表示は時計のように数字が配置されています。
まあ、回数が少ないからかっこいいですけど、30階建て、なんていうとこの方式は難しいです。
でも、周りでおおよその位置を表示して真ん中に階数を数字で表示する、なんてのもかっこよさそうです


地下1階にあったエレベーターの階数表示です


地下1階の別のエレベーターの表示ですけど、建物が古いせいか近代的に見えてしまいます。
こんなデザインですからこれでも30年以上はたっているはずです、もっとかも


御堂筋側の正面玄関にあるステンドグラス
上を見て歩くこともありませんし、内側に向かって見えているので入ってくる時は背中側なんです。
大丸から出る時でも今まで気がつかなかったような気が...


心斎橋側


エレベーターの間にある時計ですが、きれいなデザインです
ステンドグラスの赤の陰影って魅力的、周りの大理石のデザインが素敵だからなおさらなんでしょうけど


心斎橋側の入り口上ですけど、
夜はライトを当てていますから虹色の羽もきれいに見えているのですが、昼間はちょっとわかりづらい色合いです。
建築当初は鮮やかだったのでしょう


他にもたくさんの建築が紹介されていましたが、今の大阪城は大林組が永久建築として鉄骨コンクリートで...
鉄骨とコンクリートで永久って名付けるところが時代を感じさせます

通天閣は計画デザインは京都タワーに似た感じでした
もしそうだったら、今の景色に似合っていたのでしょうか
京都タワーってしゅっとし過ぎて周りに負けている感じがしますから


「民都大阪の建築力」隠れ建築好きとしては楽しませていただきました。
ホームページのアンケート用紙を印刷して記入、料金を払う時に渡すと800円が720円になりますから節約生活の方はご利用を





トイレの旅・がっかりのTOTO編

2008年11月14日 | ビルディング
東京は青山
駅は乃木坂の真上にあったのが
TOTOの「ギャラリー間

目的は建築家「安藤忠雄」さんの「挑戦ー原点からー」を見に行ったのですが、衛生陶器のナンバーワンTOTOのトイレはどんなものなのか、かなり期待して入ったのですけど、


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ビルの外壁は得意のタイル貼りなのでしょう、ヌメッとした異質感を漂わせて周りのビルを寄せ付けません。

この色合いは気に入りました。
清潔感を現す白がくっきり浮かび上がるように、周りを鮮やかなグリーンにしていますが、雰囲気を壊していません。

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床も清潔感を考えると白っぽくしたいところですが、あくまで手洗いと便器の清潔感を優先しています。

個室の内装が同色というのは圧迫感はないのでしょうか。

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ポップな色調は大好きなので、かなりの好感度です。
このフタは近寄ると自動的に開いてくれました。
ものぐさ用なのか、みんなが触るものなので不衛生だから自動にしたのか、そうだとするとウォシュレットの押しボタンはどうするのでしょうか

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色の組みあわせはかなり好きなのですが、一番の問題は掃除が行き届いていない事でしょう。
手洗い、床の隅は汚れが取れていないし、ティッシュペーパーの箱、バケツのようなものに入ったイレットペーパー、細かな気遣いを感じません。

TOTOさん、ちゃんと見ているのですか。
清潔感は新しい設備を使っているから得られるのではなくて、きれいにしたいという思いやり、「細部に神は宿る」だと思いますよ

主目的の安藤忠雄展ですが、


安藤忠雄さんの「住吉の長屋」を室内と室外を上手に使って原寸大で展示して、それからの軌跡を写真、模型で展示しています。
コンクリートの小さな長屋からアブダビの巨大建築まで、自然とコンクリートと人間を共生させようという想いが感じられました。
思い続ける、ぶれない心の凄さです。

扱っているものはあまりにも違いますが、思い続ける事を忘れないように頑張ろう、私

安藤忠雄展は12月20日まで
ギャラリー・間



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ビルディングシリーズNo.1これがアスベスト撤去だ

2006年04月26日 | ビルディング
ちょっと吸い込むだけでも危険と言われている、ビルの中のアスベストを取る時はどうしているのか、ビルディングシリーズ第一弾でお見せします。
この天井にアスベストが含有されている石綿がたっぷり吹き付けられていました。
上は屋上になっているので、暑さ寒さが部屋に伝わらないように断熱と、火事のときには骨組みとなっている鉄骨を守るために吹き付けてあったのです。
30年以上前の事ですから、あのふわふわしたものが危険だとは誰も思わず、使っていたのですが、いざ取ろうとするとふわふわ飛んで始末に困ってしまいます。

天井裏に石綿が使われているので、天井板を壊しているところです。
吹き付けている石綿が天井裏に落ちている事が多く、壊すところをビニールで完全に囲んでしまって外へ石綿が出ないようにしています。
働いている人は、使い捨ての密封できるつなぎ、ゴーグル、フィルター付きのマスクで完全防備です。

ビニールで囲っているだけでは、隙間から細かい石綿が出てくるかもしれません。
中をマイナス圧にして、石綿が外に出て行かないようにしているのです。
作業をしている中の方が空気圧が低くなっているので、ビニールがへこんでいます。

これがビニールハウスの中にある排気ファンで、フィルターが付いていて、きれいな空気だけ外に出して中をマイナス圧にしているのです。

この工事区画の中へ入るのは一カ所だけで、ビニールのカーテンを何重にもたらし石綿が外へでないようになっています。
簡単な仕掛けなのですが、これも中がマイナス圧になっているおかげで、頼りないように見えても、こんな程度でいいいのです。

中へ入る時はいいけども、石綿にまみれて外へ出る時はどうするの?というわけで、ノズルから強風を出して石綿を吹き飛ばしてから出てくるのです。
下の画像では外においてありますが、ほんとは中に入っています。

こういう風にして石綿を取るのはいいのですが、なにしろ費用がかかります。
たしかに手間がかかる仕事ですから高額なのはわかるのですが、それにしても1平方メールを取るのに1万円以上かかってしまうのは凄いです。
古いビルを壊してしまう時も、アスベストが入った床、壁の材料はすべて取って、別に処分しないとだめなので、これから立て替えを考えているビルのオーナーさんは大変です。