毎日、毎日、リハビリの連続だ。朝・夕合計で、約5,000歩を目標にして、杖を頼りに歩いている。
朝はめっきり涼しくなった来た。ウォーキングには快適なシーズンを迎えたようだ。
ところで、今あるは、医師のお蔭と感謝しつつも、入退院・外来診療を通じて思うのは、
診療がコンピュータに頼り過ぎてはいないか。
一昔前には、「３分間診療」で一日かかると云われた時期があったが、データを重視したコンピュータ診療の進化には隔世の感がある。
コンピュータを使ったデータは、診療関連機関相互に共用されている。
しかし「デジタルデータ」には、患者の訴える「痛い」「痒い」「痺れる」「揺らぐ」とか「辛い」など人間の五感で感じる「感覚」のアナログ情報には、コンビュータ化は馴染みにくい。
赤ひげ先生のように、もっと、医師は患者の方に向き合ってほしいものだ。
人間はデジタルデータのみでなく、主訴を聞き入れる診療であってほしいものだ。
人間は、本質的にアナログだ。
初 秋 の 木 立