私のPC自作部屋

これまで作ったPCの苦労や失敗談、今取り組んでいるアイテム等を綴っていく予定です。

セキュリティ・ソフトメーカー の生い立ち をちょっと見てみました。

2017-09-18 01:11:12 | OS・ソフト
そもそも、米国政府がカスペルスキーを追い出した背景には、その創立者がソビエト連邦のKGBに属していたことがあるようです。

以下はカスペルスキーのホームページに掲載されていた カスペルスキーのCEO「ユージン・カスペルスキー」の経歴です。






ここには、KGB にかかわっていた事実は書かれていませんが、ウイキペディアで見てみると、以下の記事がみつかりました。







このようなカスペルスキーの生い立ちから、この会社がロシア政府に協力しているのではないかと米国政府が懸念し(もしかしたら何らかのエビデンスを把握したのかもしれませんが)、カスペルスキーの製品の使用を禁止したのでしょうか???






それでは、他のセキュリティソフトの生い立ちはどうなっているのか、少し調べてみました。

まず、ウイルスバスターを提供しているトレンドマイクロについて、ウイキペディアで見つけたトレンドマイクロの歴史です。





台湾のスティーブ・チャンが創立した会社で、元は台北に本社があったようです。

その後、ソフトバンクとも資本提携し、商号もトレンドマイクロ株式会社(東証一部上場)となり、日本の会社のようにも見えます。

それでは、運営実態はどうなのかと思い、トレンドマイクロの役員一覧を見てみると、





CEO が エバ・チャン(台湾出身)、研究開発責任者 の EVP に オスカー・チャン、コアテクノロジーと情報責任者(CIO) の EVP として マックス・チェン となっており、会社の骨格部分は日本人ではなく、いずれも中国系の役員が実権を握っている感じがします。

カスペルスキー の生い立ちがロシア系とすると トレンドマイクロは 中国系 ということになりますかね。。。





次にシマンテックです。同じくウイキペディアで見つけた歴史です。






シマンテックは米国が発祥の地(=米国系)です。しかも カリフォルニア の クパチーノなので、アップルあるいはマイクロソフトとの関係が深そうです。

最近(2017年1月)SSL認証局としての業務も行っていたようですが、業界標準の監査を行なっていなかったという問題(内部コンプライアンス違反?)が明らかとなり、信用を失った結果、認証事業そのものを売却した、ということがあったようです。

セキュリティソフトを供給する会社としては、ちょっと不安になる事案ですね。。。






最後に、最近人気上昇中の ESET社の生い立ちについて、ESET のホームページを見て見ました。(日本ではキャノンITソリューションズが代理店となっています。)









旧チェコスロバキアが発祥の地、となっています。世界で最初のウイルス(の一つ)を見つけた ピーター・パスコ、ミロスラフ・トルンカが創立者ということでした。 あえて言えば、ESET はヨーロッパ系? ですかね。。。

ESET のセキュリティソフトは、日本ではその知名度は低いですが、検出力の高さで人気上昇中と聞いており、今後注目していこうと思っています。


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