不定期人生作業日報(仮)

ある時は医薬品卸商(正確には物流子会社)社員、ある時は通信制大学生、そしてある時は中途半端ヲタな、筆者の備忘録です。

「ノノノノ」舞台検証第4回

2009年04月29日 11時30分05秒 | 「ノノノノ」関連
続いては飯山市内へ移って、取材した順に新たに発見した背景元を紹介します。
・・・取材日が混ざっているのですが、どちらも雨でしたので違和感無いでしょうw


まず、4巻の長野県高校対抗サマージャンプ大会にて負傷した皇帝が入院した病院のモデルですが、

4巻P91

飯山市内の飯山赤十字病院です。町の中心部にあり昨年初めて飯山に来た際
(まだ4巻未発売)、記憶に残っておりました。


次はずっと話が戻りまして、ノノが長野にやって来た際寮の改装工事が終わるまで
しばらく独り暮らししていた、古民家のモデルです。

扉のデザインとか多少相違もありますが、多分こちらで間違いないと思います。
・・・これからご紹介する背景元は「阿弥陀堂だより」という、2002年に1年がかりで
飯山市内でロケを張った映画のオープンセットとか撮影地だったところばかりです。

例えばこちらは題名の由来ともなった阿弥陀堂でして、映画撮影用に設けられた
オープンセットとして建てられました。来訪当日がひどい雨でしたので
扉は閉まってましたが、本来は開いており中の見学も可能です。
詳しく検索してみると、映画に感動して過去訪れた夫婦のHPに屋内の写真も
掲載されてるのですが、風呂とかスキー板を手入れする土間が「ノノノノ」での描写と
そっくりでしたので、こちらで間違いないと思います。



この阿弥陀堂は福島という集落の上の棚田の奥に位置するのですが、
この一帯には他にも「ノノノノ」の背景元が多く存在するのです。

2巻P63 「あら?あんなところにマイスレイブが・・・。」


2巻P133等 


2巻P136 (女の子はオリンピックでスキージャンプには出られない・・・)

これらの背景元へのアクセスですが、画像を見てお分かりの通り自動車が通ることが
困難な道幅も一部あり、福島集落を抜けてすぐの神社とお休み処「さんべ」のそばに
合わせて4~5台分の駐車スペースがありますので、そこで止めて頂き
後は数百メートル徒歩で登って頂くと、到着します。
雛見沢の「嘘だっ」通りから「秘密の場所」までの登り道よりはまだ緩やかですよ。
・・・ただし駐車場まで自動車で来れる事が絶対条件で、千曲川右岸の県道から
福島集落に至るまでの道筋は、最大10%の登り勾配が連続する車1台分の隘路です。
目立つ道案内標識も少ないので、事前に飯山市の舞台紹介サイト等で調査された方が賢明だと思います。



阿弥陀堂と棚田との分岐






福島集落から山を降りて途中うっかり見過ごしかねない案内に従って右手に折れていくと、
菜の花畑の真ん中にイチョウの大木が見えてきます。
4巻でそらさんとノノやコウロギが出くわした場面の背景元になります。

4巻P109


4巻P110 (あっ!? この人・・・・・・)


4巻P112 「誰あなた」


4巻P114


4巻P115 「そうか・・・」

こちらの大木は神戸(ごうど)の大イチョウという長野県の天然記念物でして、
樹齢は千数百年の神木でもあります。雄株ですので銀杏が出来ない代わりに
栄養分の詰まった気根という乳柱が実ることから、母乳の出にご利益があるとか。
アクセスは千曲川右岸の県道から登ると、福島集落まで進む途中に小さな案内標識に従って左折し、
車1台分の細い道をくねくね折れた突き当たりに簡易トイレと2台分の駐車スペースがあります。





最後に、4巻のそらさんの希望で皆でいったお祭りのある神社の背景候補についてです。


4巻P134

そらさんが持っていたお祭のチラシに書かれていた、小菅神社は実在するもので、
1300年以上の歴史がある古刹です。
小菅山とそのふもとの集落一帯が聖域とされ旧県道を進むと郵便局の先に
鳥居が見えるのが目印になります。
・・・ただこれは小菅集落の入り口であって、ここから集落内と里宮・奥宮と進むまで
先述した福島集落への道以上のきつい勾配がずっと続くので、正直徒歩ではとてもきついかと思います。
画像が2枚ありますのは、上が奥宮下が里宮のもので、私的には多分里宮の方が背景元だと考えています。
ただし境内は作中の描写とは全然異なりますので、岡本先生の創作ではないかと思っています。






今回17日・25日の両日とも雨と探訪先への時間配分を見誤って、正直見落としも
まだあったのですが、次回は6月中旬に妙高市の県道の冬季通行止めが解除された後
お邪魔したいと思っています。














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