日本時間の今日、オリンピックの陸上男子4×100メートルリレーで、日本が銀メダルを獲得しましたね。
明かに体力差の大きい外国人選手を相手に、見事な大立ち回りをやってのけました
車中でラジオ的に聞いていましたが、興奮しました。
そんな日本陸上界の歴史が変わった日。
レベルこそ大きく違いますが、陸上に関してこちらでもちょっとした事件?がありました。
がくと選手が今日開幕の県の陸上大会に出場。
予選を勝ち抜いての県大会ステージですから、ひろぽんも嫁さんと一緒に応援に行ってみました
熱中症対策、先日の「灼熱KOSHIEN」の経験等を踏まえて、ドリンクなどをたっぷり入れたクーラーボックスを担いで参加。
嫁さんからは「どこか釣りにでもいくの?」とからかわれる始末。
確かにかなりの重さでしたけど
ただ、先日の甲子園と違って屋根付きであり、特にちょうど午後からは陰が大きくなるので助かりました。
猛暑の中でも家族の応援はかなり多め。
これもオリンピック効果?
ただ、ひろぽんは渋滞に出くわしてしまって、がくと選手の出場する走り幅跳び予選の1本目に間に合わず
す、すまぬ。
(1本目はファールだったらしいので、まあいいか。)
そして、2本目。
6メートル30強を飛んで、決勝進出を決めました
どうやらそのラインを超えると自動的に決まるようですね。
が、この時点ではひろぽん達はルールを飲み込めておらず、がくと選手が3本目をパスした様子を見て何かアクシデントでもあったのか?などと思っていました
がくと選手は休憩する間もなく、4×100メートル予選へ。
この競技は、今まさに旬となった銀メダルのジャパンチームを彷彿とさせますな。
この間までのチームは快速の先輩2人に助けてもらっていましたが、新チームではがくと選手たちが後輩を引っ張る立場。
同じトップバッターでも責任は今まで以上
分の悪い2コースでしたが、スタートダッシュを決めて一応先輩の意地らしきものを見ました
が、チームとしての練習不足なのか、この後のバトンパスが甘く、ちぐはぐなレース展開となりました。
まあ、辛うじて準決勝進出できたのは幸いでしたが、こういう経験をプラスにして欲しいものです。
そして、リレー予選の次は走り幅跳び決勝戦
決勝戦基準記録を突破した13人が紹介を受けます。
予選記録としては、がくと選手は13人中12番目。
(がくと選手は左から2番目。恥ずかしそう? )
その決勝戦1本目。
がくと選手が集中度を一気に高め、アドレナリンを出しまくるルーティーンのひとつ。
そして、スピードに乗った助走と抜群の踏みきりを見せたがくと選手。
中学生の頃から応援してきた中では見たことのないようなビッグジャンプ
記録は6メートル65。
次の2本目も惜しくもファールでしたが、跳躍は悪くない感じ。
そして、その後の3本目。
踏み込みバッチリ
跳躍の角度も良い
着地もスムーズ
素人目にも結構な飛距離だったことは理解できましたが、その記録は・・・
6メートル71
がくと選手にとってはこれまでの自己記録を30センチ以上更新するビッグジャンプでした。
これには驚きましたねえ。
そして3回目の跳躍が終了した時点で、ファイナリストのファイナリストを選ぶことになります。
ここまでの上位8人が更に3本飛ぶことができるみたい。
電光表示板を見ると、がくと選手の記録は上から4番目。
次のステップのキンキ大会には上位3人が出場できることから、このときほんのちょっとだけ夢を見ましたね
上位者の中には先日の別のキンキ大会を制した怪物級の選手もいて、太刀打ちするのは難しいのも事実。
よって、小難しいことなんて考えたりせず、ゴー・フォー・ブロック(Go For Broke)の精神で
でもね、フィールドの目の前の応援席に仲間たちが座って応援してくれると、頑張らないといけませんわね。
陸上は基本的には孤独なスポーツですが、こうした声援は時として大きな力にもなるんでしょうな。
あくまでも立場はチャレンジャーですから、残り3本も失敗を恐れず、攻めまくって飛んだがくと選手
最後のジャンプは惜しくもファール
映像でみる限り、7メートル手前のところまで飛んでいたように思いましたね。
最終結果は6位入賞(記録6メートル71)。
がくと選手、おめでとう
いいものを見せてもらいました。
今月初めにあった厳しい合宿の際、がくと選手は何かを掴んだと言っていましたが、こんなに早く成果が出るものかな。
それとも、覚醒しちゃいましたかね
クソオヤジはここまでのプロセスなどを殆ど見ていませんが、本人なりに地道に努力してきたのでしょう。
それが少しでも報われたのであれば良かったと思います。
ただ、これに慢心することなく、次の目標に向かっていってくれたらいいですね