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ちょっとうらやましいアメリカ

いつも通勤電車で本を読んでいて、今はこれを読んでいます。

マイ・ドリーム―バラク・オバマ自伝
バラク・オバマ
ダイヤモンド社

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そう、次期大統領のバラク・オバマの自伝。33才の弁護士時代に書いた本なのだけど、これがおもしろい。バリー(バラクの愛称)の物語に引き込まれ、電車を乗り過ごしてしまいそうなほど。白人の母親、ケニア人の父親の間に生まれ、母の再婚で激動のインドネシアへ渡り、そして名門校へ通うため再びハワイへ戻って祖父母と暮らす。父との再会、そして1ヶ月後の再びの別れ。嘘。裏切り。差別。貧困。オバマ少年は10才頃までに本当にいろんなことを経験しているのが分かります。混血児として、またインドネシアの地では外国人として少年時代にすでに世界の陰の部分に触れているのです。

まだ少年時代のところまでしか読み進めていないのですが、それでもこのスピーチを見るとアメリカがこの時代にこの人を大統領に選んだことの意味がどれだけ大きいかを痛感します。そして初の黒人大統領が決して奇跡ではなく、長く苦しい戦いの一つの終わりを、そして新しいアメリカの始まりを告げる一つの象徴的出来事なんだと確信します。

失言を繰り返し、自国の文字もろくに読めないリーダーを選ぶ我が国はどこへ向かっているのか。

10年以上前、大きなあこがれを抱いてアメリカに渡り、そしてその現実を見て多少の失望とともに帰国したひろきちですが、今年はこの大統領選を見てアメリカが少しうらやましくなりました。

サブプライムに端を発し、とうとうビッグスリーまでもが倒産寸前という危機に面しているアメリカ。もうアメリカの時代は終わり、これからは中国が世界を牛耳るといわれています。しかしこのスピーチからはまだアメリカの可能性が伝わってきます。まだまだ死なない、そんな気がしてきます。

リンク先にはスピーチの全文も載っています。日本語訳はこちら


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