オバサンになった“夢見る夢子ちゃん”

子供の頃夢見る夢子さんだった私が40代になり
日々感じる事や日常の出来事・趣味・これからの夢の紹介

新年明けましておめでとうございます。

2009年01月03日 11時59分41秒 | 日々のつぶやき☆彡
2ヵ月以上もブログを更新してませんでした
本当にご無沙汰です・・・

私の仕事が毎年年末年始が超忙しい事
スポーツジムに通いだしてより時間に追われるようになった事で
すっかりパソコンに向う時間が無くなってしまいました

この2ヵ月間の出来事を大まかに説明すると・・・

次男の進学先が早々に決定 早く安心できて良かった

11月の中旬に今年ダンナと結婚25周年“銀婚式”を迎えたのを
記念して兼ねてからの計画通り沖縄旅行に行ってきました


それとなんともう一つ12月の末に劇的な変化が・・・・

私・・・なんと・・・40代半ばにして
おばあちゃんになってしまったのです
嬉しいんだか悲しいんだか何とも表現できない
複雑な気持ちだったけれど・・・
実際にこの腕に孫を抱いた瞬間今まで体験したした事のない
愛しさと喜びが湧き上がってきて感動で赤ちゃんを
抱く手が震えました

沖縄旅行記やお孫ちゃんの事は少しずつまた
この場で紹介していきたいと思っています

どうぞ今年も私のつたないブログを宜しくお願いいたします

  P.S 報告が遅れましたが・・・
    スポーツジムに通い始めて5ヵ月!
    じっくりとゆっくりと時間をかけて体重が
    3㌔減りました

コロー展 光と追憶の変奏曲

2008年10月26日 12時29分38秒 | 日々のつぶやき☆彡
神戸市立博物館で開催中の
『コロー展 光と追憶の変奏曲』を見てきました。

コローと言えば美しい風景画を連想するように
例よって私の幼い頃の絵画の教科書“新世紀大辞典”
巻頭の美術史ページにも載っていた作品
 
『モルトフォンテーヌの思い出』



美しい森に囲まれた湖のほとりを散歩する親子連れの姿・・・
木の幹に何かを見つけ指差す幼い女の子
優しくその場所を確かめる母親
大阪の都会のど真ん中で育った私は
幼心にも自分の育つ環境との違いを痛感
そりゃこんな環境で育った人とは考え方も感性も違うはずやわ

コローの代表的な風景画はそれぞれに皆美しくロマンチックで
フランスのブルジョワ階級出身のコローの育ちの良さが
醸し出されていました

それから・・・

私は今までコローの描く人物画の女性たちは
皆どこかツンとしていて冷たい感じのする“別嬪さん”ばかりで
あまり好きではなかったのですが・・・
今回実物を目の当たりにしてみると肌の質感といいそれはそれは綺麗で
よく見ると表情はやや硬いものの口許は薄っすらと微笑んでいたり

やはり時代を超えて後世に残る名画といわれる作品にはどこか気品があり
それを実際に鑑賞しじっくりと細かい所までこの目で確かめる事によって
その作品に対する印象も随分と変わるものですね

あ~
東京で開催中の『フェルメール展』見に行きたい!!
しかし今のところメドは立たず


スポーツジム依存症?

2008年09月21日 10時48分29秒 | 日々のつぶやき☆彡
7月の下旬からスポーツジムに通い始めました

きっかけは高3の次男が野球部を引退したので
体力維持に近所のジムに通いたいと言い出したので
ついでに私も一緒にと入会しました。

初回だけトレーナーの方が付いて体重、体脂肪、お腹周り、太ももを測定
妊娠6ヵ月と見間違うほど成長した私のお腹
測ってくれたトレーナーさんも絶句
改めて“頑張りましょうね!”と励まして下さいました

2ヶ月間と期間を決めて自分が希望する体重と痩せたい場所を言い
それに沿って自分にあったトレーニング方法を指導してくれます。

私の場合典型的な下半身太り(俗に言う洋ナシ型)なので
まずは体重の2キロ減と1cmでも多くお腹周りを減らす事

仕事が休みの土日と平日の夜のみ・・・しかも毎日とはいかないし
とにかく焦らずマイペースで続けてみよう


その日から私の静かな挑戦が始まりました。
平日は火曜と木曜だけと決めて仕事から帰宅したら
大急ぎで夕食の用意をしてからジムへGO

初めにウォーミングアップの後マシンでトレーニング
それからエアロバイク20分~ランニング20分
土日はそれプラス水泳を30分
木曜日の夜にある『パワーヨガ』が楽しくて~
初めはキツくて息切れして足がもつれ最後までついていくのに精一杯だったのに
回を重ねるごとにだんだん楽しくなって今では木曜日が一番楽しみになりました

通い始めて1カ月半・・・
ジムに行く日は朝からソワソワ仕事が手に付かず
夕方が待ち遠しく終業とともに着替えもそこそこに
猛ダッシュ
あまりの熱心さにダンナも驚くばかり
奥田英朗さんの小説『インザプール』じゃないけれど
私もしかして・・・“ジム依存症”かな
精神科医の伊良部センセイをお訪ねしないといけないのかな

それで・・・成果はどうなんだ

それはまた後日この場で発表いたします

PS、何でも始めるとまずはスタイルから入らなくっちゃ
  モチロン買い揃えましたよウエアにシューズ



少しだけ気分を変えて・・・

2008年09月20日 10時51分43秒 | 日々のつぶやき☆彡
朝晩はすっかり涼しくなりようやく秋の気配です

少し日々の暮らしに気分を変えようと思い立ち
部屋に飾る絵を入れ替えました
何にしようかと散々考えたあげく
大好きなモネの『ひなげし』にしました



この絵はモネの作品の中でも特に好きな作品の一つで
モネの最初の妻カミーユと息子のジャンが
澄み切った青空の下真っ赤なひなげしが咲き乱れる美しい
草原をゆっくりと降りてくる何気ない瞬間が描かれています。
ミレーユは日傘を差しジャンは摘んだひなげしの小さな花束を抱え
描いているモネに視線を向けてうっすらと微笑んでいるように見えます。
何とも幸せそうで優しい愛に満ち溢れた家族の姿が印象的に描かれています。
絵の左上と右下にミレーユとジャンが2回登場する事でゆったりとした
時間の流れを表現しています。

相変わらず時間に追われる日々を送る私ですが
朝晩この絵を見てホッと一息ついてしばし絵を眺めては癒されています

なにわ平成淀川花火大会に行ってきました ☆彡

2008年08月11日 22時30分22秒 | 日々のつぶやき☆彡
すっかり大阪の夏の定番となった『なにわ平成淀川花火大会』
今年は叔父の仕事関係のご招待で会場間近の某高層ビルの
オフィスフロアから見学させて頂ける幸運に恵まれた

連日35度を超える猛暑が続き、夕方とはいえまだまだ外はうだるような
暑さなのにクーラーの効いた場所でしかもありありの
パラダイス状態

開始直前の突然の雷雨 周りが霞むくらいの土砂降り
きっと下界はパニック状態でしょう
傘も持たず彼女と出かけて行った次男はどこでどうしているのやら

心配をよそに予定より早く花火が上がり始める

わー綺麗 フロアは歓声に包まれる
目の前に次々と広がる光の饗宴
素晴らしい~美しい



     ≪お気に入りのパープル系≫

口をポカンと開けたまま見とれ続けアッという間の40分
最後は辺り一面が光の洪水のようになる感動のエンディング



こんな貴重な経験をさせて下さった叔父様に感謝します
有難うございました

しかし・・・
幸せの絶頂のあと“地獄”が待っていました
帰り道は何十万人もの波にもまれゾロゾロと人の大渋滞
梅田までたどりつくのに1時間近くかかってしまいました
あ~しんどかった

フェルメール展

2008年07月20日 11時47分31秒 | 日々のつぶやき☆彡
8月2日から東京・上野の東京都美術館で開催される
『フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち』
現存するフェルメールのたった30数点の作品のうち
今回の展覧会になんと7点一度にやってくる
ファンにはたまらない感涙にむせぶ夢のような展覧会

しかし・・・・東京は遠い
どうして関西には来ないのかな
昨年のダ・ヴィンチの『受胎告知』だって東京のみだったし・・・
東京にいる人が羨ましい
見たい 見たいよ~ 夢に見るよ~

しかし・・・
現実は厳しく秋には次男の大学受験が控えてる
受験料だけでも大金がかかるのにたかが絵画展ごときに
上京だなんてダンナの眉間のシワが目に浮かぶ

あ~神様宝くじが当たりますように
私にほんのちょっぴり自由になるお金(5万で十分)
お与えください 神様~

そんなに世の中甘くないか






インディ・ジョーンズ/クリスタルスカルの王国

2008年06月29日 12時06分22秒 | 日々のつぶやき☆彡
待望の『インディ・ジョーンズ/クリスタルスカルの王国』見てきました
待ちに待った19年ぶりの第4作だけにきっと劇場も押すな押すなの大盛況
あれ
あの若い女の子やオバサマ達の行列は・・・隣でやってる『花より男子』
イケメン達の見上げるよな特大ポスターの前では彼女達が賑やかに
写真撮影してえらい盛り上がり

でインディの方の場内はと言えば・・・
やけに年齢層が高く30代後半~50代で熟年夫婦も目立つ
最近は夫婦どちらかが50歳以上だと料金が二人とも1,000円になる
サービスがあるからかも 私もそのクチです

見終った感想はと言えば・・・
色々と複雑な気持ちが入り混じりすぐにはコメントできないようなそんな感じ・・・
一言で言えば『これが時代の流れか~』と認めざる負えない本当に複雑な気持ち
「どうやって撮影してるのかな?」と感心する程のアクションシーンも健在だし
奇想天外な展開もたしかに面白いんだけど
ストーリーが難解すぎるのと全体的に演出がクドイというか・・・
スピルバーグ&ルーカスの“まだまだ若いモンには負けられない”って
つぶやきが聞こえてきそうな
二人の巨匠の気負いが少し空回りしているような・・・
いやいや面白いんですよ
ただ私は見終わったあと少し疲れたというか
ごちそうをつい食べ過ぎてしまったようなそんな気持ちになっただけです
愛しのハリソン様の動きもスッカリ鈍くなったし
何よりこうして見ている私自身もすっかり歳をとったって事ですね

『 スティング 』心に残る映画 第4回

2008年06月01日 00時06分12秒 | 夢子の“映画の小部屋”
この映画こそ娯楽大作と呼ばれるにふさわしい
ハラハラドキドキあり 笑いあり 涙あり 大どんでん返しあり
面白くて楽しくていつまでも見ていたいと思わせる名作です

『スティング』1973年アメリカ 監督ジョージ・ロイヒル
もちろんその年のアカデミー賞の作品賞、監督賞他受賞

私がこの映画を見たのはたしか中2の時で
一緒に見た親友のTちゃんもきっとその日の感動はしっかりと
心に残っているはずです
映画って本当に楽しいもモノだなぁとあらためて痛感しその後も
どっぷりと映画にハマっていくきっかけを作ってくれた作品でもあります

物語は1930年代のシカゴ。
詐欺師のフッカー(ロバート・レッドフォード)は師匠で親同然のルーサーと共に
とある事から大物ギャングのロネガン(ロバート・ショウ)に渡るはずだった
大金を手にする。
しかし悪徳警察官のスナイダーの嫌がらせからその事がロネガンの耳に入り
ルーサーは殺されてしまう。
ロネガンへの復讐を誓うフッカーはルーサーの詐欺仲間だったゴンドーフ
(ポール・ニューマン)を訪ねる。 ゴンドーフは他にもロネガンに恨みを持つ
昔の詐欺仲間たちを集めロネガンに一泡吹かせてやろうと大がかりな計画を立てる。

主演のロバート・レッドフォードとポール・ニューマンがとにかくカッコよく
どの場面でも輝いて見える

レッドフォードが演じるフッカーは二枚目だけど弱々しくて浅はかでお人好し
でも笑顔はとびきりチャーミングで憎めない
ストライプ柄のど派手なスーツにハンチング帽をおしゃれに着こなす

ニューマン演じるゴンドーフはポーカー好きのロネガンを見事なイカサマで
大負けさせたり・・・この場面は何度見てもワクワクする
私はゴンドーフが初めて登場する所で白いランニングシャツにジーンズの
オーバーオール姿で愛人が経営する娼館のメリーゴーランドを修理する場面
が大好きです
中盤のビシッとスーツを着込み口ひげをはやして紳士然と振舞う姿も素敵だし
終盤は危なっかしい若造フッカーを大人らしい落ち着きと包容力で守る姿が
頼もしい。

昔の詐欺仲間を演じる名優達の渋い演技も見ものだし
大物ギャングのロネガンを演じるロバート・ショウの名演技には
“お見事”の一言 ロバート・ショウと言えば
『007ロシアより愛をこめて』のブロンドの怖~い殺し屋役も強烈だったし
『ジョーズ』の憎たらしいクイント船長の演技も凄かった

そしてラストは観客騒然の大どんでん返し
痛快爽快で思わず大拍手

水野晴郎サンじゃないけれど・・・
“いや~映画って本当に素晴らしいものですね~”

『 ベニスに死す 』 心に残る映画  第3回 

2008年03月23日 00時55分02秒 | 夢子の“映画の小部屋”
私の大好きな映画監督ルキノ・ヴィスコンティ
彼の数々の名作の中でも特に私の1番のお気に入り

   『ベニスに死す』1971年制作

物語はドイツの高名な作曲家グスタフ・アッシェンバッハが静養でベニスを
訪れるところから始まる。

マーラーの交響曲第5番第4楽章が静かに流れ始め・・・
朝もやが立ち込め辺り一面が淡いオレンジ色に染まる水面を
静かな音色にあわせるように蒸気船がゆっくりと静かに進んで行く・・・
視界の先に薄っすらとベニスの街並みが蜃気楼のように浮かぶ・・・
このオープニングがとても印象的で美しい

様々な出来事に悩み苦しみ精神的に疲れ果てたアッシェンバッハが
静養の為に訪れたベニスだったがホテルは避暑に訪れた観光客でごった返し
静養どころではない。
益々苛立ち不機嫌になっていく彼がだったが、ホテルのレストランの待合室で
見かけた美しい美少年タジオに一瞬にして心を奪われる
タジオも家族と共にこのホテルに滞在していた。
とにかくこのタジオの光り輝くような美少年ぶり
波打つ金髪 ミロのビーナスのような横顔
まるで『ベルサイユのばら』のオスカル様がそのまま漫画から飛び出した
ような美しさ
しなやかな肢体にストライプ柄のレトロな水着をまとい
海岸を駆け回るタジオの美しい姿といったら

初めは彼を目で追うだけのアッシェンバッハだったが時を追うごとに
恋心はつのりいつしか魂まで奪われたかの様に彼の姿を追い求め
さまよい続ける・・・
そんな頃、町ではコレラが蔓延し影響を心配しホテルを引き払う客も出始める。
アッシェンバッハも初老迎えつつある自分が若いタジオに身も心も奪われ
我を忘れる己の姿を恥じ一度はホテルを引き払って船に乗るが自分の荷物が
誤送されてしまい荷物が戻るまでベニスに留まるしかないと解ると
タジオに再会できる喜びに打ち震える

もうタジオへの想いを隠そうともしないアッシェンバッハだったが
流行するコレラに感染してしまう。
やせ衰えやつれ果てても化粧をしてまでタジオを追う事を止めない
そして海辺の椅子に腰掛け愛するタジオが海辺で遊ぶ姿を見ながら
笑顔を浮かべて息を引き取る。

アッシェンバッハを演じるダーク・ボガードの演技が素晴らしい
序盤の気難しい神経質な紳士~美しい美少年に心を奪われ戸惑いうろたえ
苦悩する姿~タジオの虜となり美しい彼の姿を追い求める事で至福の
喜びを得る姿を見事に演じている。
特に中盤タジオへの想いを断ち切るべくホテルを出て船に乗るが荷物の誤送から
ホテルに戻るハメになってしまった瞬間の自分を束縛する何かから解放されたような安心感と
またタジオに会えるという喜びがひしひしと伝わり
思わず見ている自分も薄笑いを浮かべてしまっている

それとタジオの母親を演じているシルヴァーナ・マンガーノも美しい。
彼女はヴィスコンティ作品には何度も登場しますが
どの作品でも上品で華やかな美しさが目を惹きます

美しい映像に美しい音楽そして美しいモノの数々を映画にする
耽美的と言われるヴィスコンティの数々の作品の中でも
私はこの『ベニスに死す』が大好きです

『 ひまわり 』 心に残る映画 第2回 

2008年02月24日 20時07分10秒 | 夢子の“映画の小部屋”
ひまわり
私が初めてこの作品を観たのはまだ小学生の頃だったと思います。
以来折にふれテレビ放映されている時には必ず見てきた大好きな作品です。
この映画ほど観た時々の自分の年齢にによって印象や感じ方が変わる映画も
珍しいと思います

イタリアの貧しい労働者階級の若者ジョバンナとアントニオが出会い
愛し合い結婚するが新婚間もなくアントニオは徴兵されロシア戦線に送られる。
ジョバンナは終戦後も帰らないアントニオの帰りをひたすら待ち続ける。
ある日アントニオと同じ部隊にいたという男からアントニオがロシア極寒の
雪原で行き倒れになったと聞き“アントニオは生きている!!”という
希望を胸に一人ロシアまで彼を探しに行く。
遠い異国に地にたった一人で言葉も解らずアントニオの写真1枚を手に
彼を探し彷徨い続けるジョバンナ
激戦のあった戦場は一面地平線まで続くひまわり畑・・・
ジョバンナの執念で探し当てた彼の家にはなんとロシア人の美しい妻と娘が・・・
仕事から帰って来たアントニオの姿を見てジョバンナは堪え切れず
彼の前から走り去る・・・

数年後そんなジョバンナの事が忘れられず今度はアントニオがジョバンナに
逢いに行くが既にジョバンナにも家庭があった・・・

序盤はアツアツ新婚の二人が徴兵から逃れる為に狂人になった
振りをしたりコミカルで楽しく喜劇なのかと思わせる。
グラマーで健康的なジョバンナ(ソフィア・ローレン)がとてもチャーミング
しかしアントニオが戦争に行ってからは様相が一転する。
わずかな希望を胸に一人ロシアに向かったジョバンナは戦場跡を
愛するアントニオに逢いたい一心で彷徨い続ける。
数えきれない程の死者が眠る広大な大地に果てしなく広がるひまわり畑が
哀しく戦争の傷あとをまざまざと見せつけられる印象的な場面だ
( ヘンリー・マンシーニの名曲がさらに涙を誘う )
仕事から帰って来たアントニオがジョバンナが来ている事に気づかず
妻と娘に駆け寄る姿を見てジョバンナが絶望的な気持ちになり泣き叫び
逃げ去る場面は胸が張り裂けそうになる。
どうして何でこんな事に
(黒髪でグラマラスで情熱的なイタリア女性ソフィア・ローレンに対して
金髪で清楚なロシア人妻役のリュドミラ・サベーリエワの美しさの対比も
興味深い)

10代の頃は戦争の悲惨さを、20代では戦争によって引き裂かれた愛の
哀しさを、30才を過ぎてからは自分も子を持つ母親として愛すれど
家庭を選ばざる得ない辛さや悲しさを・・・
観るたびに違う感想や感動を与えてくれる素晴らしい名作です