味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

平成の今蘇る、現代版薩摩の郷中教育 
文武両道 「空手道」と『南洲翁遺訓』を紹介するブログ

蓼蓼たるは莪、莪に匪ず伊れ蒿なり。

2016-10-01 10:04:12 | ブログ
第2832号 28.10.01(土)
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蓼蓼(りくりく)たるは莪(が)、莪に匪(あら)ず伊(こ)れ蒿(こう)なり。『詩経』
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 「我」はアザミ。「蓼蓼」はアザミの生長しているさま。「蒿」はヨモギが大きくなってからの名。
 アザミは莪の時代は食物としておいしいが、長じてよもぎになると、食べものにならない。おいしかったアザミが長じてくると食べることのできないヨモギになった。
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 父母が大切に苦労して育ててくれたわが身が、親の期待にそむいて、つまらない人間になってしまったという孝子の謙遜の詞。178

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 【コメント】親から観たら、我が子は可愛い存在であり、幸せに成長して貰いたいと思っているでしょう。
 でも、親が生きている内でなくても、子供の一生において、親の気持ちがわかり、事を成すことができれば、それでいいのではないでしょうか。親の気持ちがわからず、全く絶望の一生を送れば、死後大変な目にあうのだよといった人がいましたが、そういうことなのかも知れません。
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 昨日は、東京都の問題で、「週刊文春」に記事が掲載されていることに言及しました。早速購入して読んでみました。事の真相を知り絶句しました。当該都知事とドン氏はデッチアゲだというかも知れません。然しこれは正論だと思います。
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 都知事は現職時代、週に二日ぐらいしか出勤せずに、自宅で小説を書いていたのでしょうか。都知事が就任した当時は、ドンは全くの敵であったらしいですが、その内に都知事がドンに頭を下げてから関係が良くなったとか。
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 そして都知事の長男が都連会長に就任したとのことです。この都知事が、元総理の小泉さんであれば、元気のよい進次郎氏は都連会長にはなっていないでしょう。やましいことはしない小泉一家ですから。
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 小池新都知事は身辺に危険が差し迫っているというようなことを漏らしています。都民のために総て公表するとした都知事をSPは完全警護しなければならないと思います。
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 一人間が、権力を手中に握り、大事業を身内にさせるよう策を弄したとすれば、これは事件ものではないかと思います。ドンを評して角栄の小型版みたいなことを書いていますが、そういう見方をする人も多いかも知れません。
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 兎に角真面目で正直ほど強い者はないと思います。
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 『詩経』『書経』を読み、あの清廉な西郷南洲翁が菅臥牛翁に、この良書を繙くようにと勧めた意味がわかります。その時は已に臥牛翁は繙いていたと私は観るのですが。
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 それにしても両翁の「徳の交わり」は歴史的大遺産だと思います。

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『運命を拓く』より。
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    運命の誦句 
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 およそ宇宙の神霊は、人間の感謝と歓喜という感情で、その通路を開かれると同時に、人の生命の上に迸り出ようと待ち構えている。
 だから、平素出来るだけ何事に対しても、感謝と歓喜の感情をより多くもてば、宇宙霊の与えたまう最高のものを受けることが出来るのである。
 かるがゆえに、どんなことがあっても、私は喜びだ、感謝だ、笑いだ、雀躍だと、勇ましく溌剌と人生の一切に勇往邁進しよう。

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『臥牛菅実秀』(第367回)
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 しかし、その黒田も荘内の立ち上がることを充分に予想していたことは、在京中の栗田元輔が、この直後に黒田を訪ねたときの談話で明かである。
「鹿児島はついに勃発したが、荘内もきっとこれに呼応することであろう。しかしこれも止むをえないことで、このような天下の大事に当っては、それぞれの思う道を行くしかない。それでは再び兵馬の間で相見えよう。」
と黒田は言いきっている。
 右大臣岩倉具視は鹿児島の動きを知ると、孝明天皇十周年祭に参列のため京都滞在中の三条、木戸に意見書を送ったが、その中には、
『荘内いよいよ叛状顕然』となったときの処置に西郷従道、前島密らとの協議では、山形へ一大隊、巡査三百名、越後へ二大隊、巡査三百名を派遣するということであったが、山形には一大隊を増兵することにし、巡査にも兵器を渡すことにした。 

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『農士道』(第642回)
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 吸収作用によって得たる養分が根から枝葉に送られると共に、又同化作用によって得たる養分は枝葉から根に還元せられるのである。かくて根と枝葉とは互に有無相通じて、樹全体の健全なる生長に奉仕貢献して行くものであって、これが即ち「大和」の道なのである。
 農工商の関係は常にこの道理によって補正さるべきものである。以下之を物質的、精神的の両面から究明することとする。

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