味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

平成の今蘇る、現代版薩摩の郷中教育 
文武両道 「空手道」と『南洲翁遺訓』を紹介するブログ

仁とは「恕」すなわち「おもいやり」

2017-04-23 10:13:57 | ブログ
第3036号 29.04.23(日)
.
仲弓仁を問う。子曰く、門を出でては大賓(ひん)を見るが如くし、民を使いては大祭を承(う)くるが如くす。『論語』280
.
 仲弓が仁とは何ですか、と孔子様に問うたのに対して、『ひとたび門を出て世間に立ちまじらば、接する人のすべてが大事のお客様であるかの如く心得なさい。人民を使うときは軽々しくせず、大祭を執行している気持ちでのぞみなさい』と説明しました。 
.
 【コメント】『論語』はその昔、26.08.18~28.01.12迄、497回に亘ってブログにて発信しました。今回の『論語』は重複するところはありますが、解説が古典的だと思われます。

 昨日は『論語』と『書経』を終日拝読しました。読めば読むほどその素晴らしさに魅了されます。国会議員の偉い方々が、いろいろと問題を起こしていますが、古典を学び、精神の練成をする必要があるやに思われます。

 話代わって今先、荘内南洲会様へFAXを送信しました。その旨、理事長・水野先生には先ほど電話でお伝え致しました。

 実は、私供と親しく交流していました伊牟田茂雄先生がご逝去されましたので、FAXにてご連絡した次第でした。

 通 夜 29.04.23(日) 午後5時~
 葬 儀 29.04.24(月) 午前11時~
 葬儀場 〒899-5432 姶良市宮島町52-1番地
     玉泉院 姶良会館 
     電話0995-67-4224

 過ぐる5年前、ある男が『南洲翁遺訓』を造り変えるのだとして機関誌で発表しました。それを見た私も含めて大騒動になりました。その時、伊牟田先生から電話を賜り、1時間以上説得されたのでした。

 貴方は荘内の方々と懇意にしているから、「----西郷南洲翁と菅臥牛翁の徳の交わりを広める会」の会長・責任者になって欲しいと懇願されたのでした。私ごときが人様の前に出るべきではないと固く固辞したのですが、どうしてもということで、そのようなことに相なった次第でございました。

 その事件をきっかけに伊牟田先生とは急速に交流しだした次第でした。伊牟田先生のおかげで、『南洲翁遺訓』改竄事件がどうにか沈静化したのでした。小野寺先生もあの世で安堵していることであろうと思います。

 伊牟田先生は県の教育長をされた人格豊かにして知的に優れた指導者であります。古典を学ぶということもあって私とは迚も意気投合しました。伊牟田先生の西郷隆盛を慕う気持ちは私共、味園道場の各師範と同じでございます。

------------
古典の教え 八、 『伝習録』

 『伝習録』は、<人は須らく事上(じしょう)に在って磨くべく、方(まさ)に立ち住(とど)まらん>と教えています。「人は全てにおいて事のないのを求めるべきではなく、須らく物事の発生によって世渡りのしかたを磨かなければならない」というのです。
 要は、いろいろな経験をし覚えなさい、ということです。

 『伝習録』は、<方に能く静にも亦定まり、動にも亦定まらん>と教えています。「そうすることによって不動の精神は確立され、何事もない時は心は安らぐし、また何か発生した時も慌てずに安定した処置が出来るものである」というのです。漢籍を学び独立した人格を構築したいものです。

 (確立とは、物事をしっかりと打ち立てること。安定とは、激しい変化がなく、物事が落ち着いた状態にあること。)

 ※漢籍を学ぶことは、人間の人格を学ぶことだと思います。
------------------
『臥牛菅実秀』(第568回)
.
 しかし三十五年の暮に再度の肺炎に襲われ、症状は重く、疲労は次第に加わっていった。翌三十六年の誕生日と同じ二月十七日、大きな落日が未明に向って光芒を投じながら消えていくように、七十四才の生涯を閉じたのであった。
 こえて二月二十一日、菩提寺である鶴岡の南郊、井岡寺の杉木立に囲まれた丘の上に葬った。
 このとき、旧藩主酒井忠篤は、師の官側につきそい、多くの門人の人々も、心の父を失った悲嘆の中で、黙々と従っていった。
 これらの門人の中には、実秀の墓のほとりに、自分の墓地を求めて、そこに眠っている人々が多い。
                             ------完----

--------------
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 己の心を昧まさず、人の情を... | トップ | 喪は哀しみを致して止まん。 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ブログ」カテゴリの最新記事