味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

平成の今蘇る、現代版薩摩の郷中教育 
文武両道 「空手道」と『南洲翁遺訓』を紹介するブログ

躬自ら厚くして、薄く人を責むるときは、

2017-03-08 09:53:24 | ブログ
第2990号 29.03.08(水)
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躬自ら厚くして、薄く人を責むるときは、則ち怨みに遠ざかる。『論語』(衛霊公)
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 仕事や、あやまちや、その責任などを、自分自身に対しては厳しくし、他人に対しては寛大であろうとする。そういう心がけであれば、うらまれるということはめったにないものである。74
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 【コメント】『論語』が訓えるこの考え方はたいへんよろしいかと思います。昨日も書きました西郷南洲翁がそういう生き方をしたわけですが、数多の漢籍を渉猟し、達観した眼力を保持していたということでありましょう。
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 東京都の元知事様は現知事を告発するようなことを新聞で拝見しましたが、多くの国民から猛攻撃を浴びるでしょう。自分の非を認めれば、歴史的にも評価されると思うのですが、如何でしょうか。

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『教養のすすめ』「無我の中で達する境地----至誠の人 西郷隆盛」(第28回)
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 西郷の学んだ儒学では、天下国家も個人の完成も同じことです。身を修め、家を斉え、国を治め、天下を平らかにする、ということです。しかし西郷の思想は、もっと深く、もっと簡明だといえるかも知れません。天を敬し、人を愛する、というのが西郷が好んで揮毫した文句でした。完
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 岡崎様の西郷隆盛論をご紹介させて頂きました。こういう素晴らしい人が書く西郷隆盛論はより素晴らしく私共の精神に入って参ります。これらを総して人格というのだろうと思います。岡崎先生、誠に有り難う存じました。これからも岡崎様のご著書を拝読したいと思います。

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『臥牛菅実秀』(第522回)
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 この倉庫のモデルを、どこに求めたのかは明らかでないが、おそらくは藩政時代からの長い経験の蓄積を、当時の最新技術の中に生かしきったものと思われる。

 倉庫一棟の大きさは、間口七間半、奥行き十六間の百二十坪、桁までの高さ二間、棟までの高さ四間、貯蔵能力は四斗俵で一万六千四百四十ニ俵であった。
 周囲は六寸厚さの壁に塗り固めた完全な土蔵造りで、屋根は二重になっていて、その間の空気の流通をはかり、積み重ねた俵の鬱熱を放散すると同時に、屋根からの伝導熱を防ぐ役割をしていた。換気窓の配置も、天窓をはじめ、合掌や側面に綿密な計算のもとに配置された。土間は苦塩汁で練り固めた二尺深さの敲土にし、さらに土間の上には塩を一寸厚さに敷き、倉庫内の湿気を吸収するようにした。

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