味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

平成の今蘇る、現代版薩摩の郷中教育 
文武両道 「空手道」と『南洲翁遺訓』を紹介するブログ

苟に日に新たに、日々に新たに、又た日に新たなり。

2016-09-17 09:44:37 | ブログ
第2818号 28.09.17(土)
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(まこと)に日に新たに、日々に新たに、又た日に新たなり。『大学』
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 きょうの行いはきのうよりも新しくよくなり、明日の行いはきょうよりも新しくよくなるように修養に心がけなければならない。殷の湯王はこれを盤、すなわち洗面の器に彫りつけて毎日の自誡の句とした。146
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 【コメント】大変有名な言葉です。上に紹介した『大学』の言葉のように、毎日毎日が一年生になったようなつもりで、心を明るく持ち生活すれば、新たな日々が訪れると思います。要は前向きにやるということだと思います。そしてあきらめないことです。そして傲慢にならないことです。
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 書斎から眺める大空は晴天で誠に美しいかぎりです。昨日は、包丁研ぎの方が日本刀を見せて欲しいと言われたので、第二道場まで持って行きました。
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 刀剣鑑定名人・岩坪清美師範ほどではなかったが、刀剣を見乍ら、或る程度解釈していました。御満悦の風でした。

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 子供たちをより導くための短歌を次に。
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 医者になり 人の命を 救いたい 
    伊織の名前 歴史に二人

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 文武両道の道を探究し、知的に体躯的に練り鍛え、礼と節を基調として、いよいよ栄えるべく道を修めて心を磨き、日本男児の範たらんことを厳かに誓います。 日本空手道少林流円心会 福留伊織 小学三年
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 精一杯 力出しきり 型演武 
    その心意気 仕事学問

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 親ゆずりの真面目一徹さで、道場での文武両道に励んでいます。終了と同時に気が抜けて畳に床に寝転んでしまいます。これを重ねて強い自分を創造して参ります。 日本空手道少林流円心会 外山諒哉 小学二年
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 空手道教室に集う子供たちに、より有意義な人生であって欲しい、より健康で、より有能であって欲しいと念じ、私が子供になったつもりで、短歌を詠んでいます。
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 子供たちは熱狂的に『南洲翁遺訓』を諳んじてくださいます。このように私が創った短歌を口に出し唱えることで、あと五年もしたらそれなりに子供たちも短歌を創れるようになると思います。
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 昨日ご紹介した格闘技青年みたいに、自分たけが得をする世界を求めたら、逆の世界が飛び込んでくるのです。大相撲の世界のある親方が顔色が悪いとして病気ではないかと、インターネットで囁かれています。一寸個性が強すぎているなと感じていました。

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『臥牛菅実秀』(第353回)
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 しかし黒崎には、ついに西郷隆盛から直接、教を受ける日はこなかった。
 明治十年、西南戦争が起ったとき、黒崎は奮然として鹿児島に潜入しようとしたが、横浜できびしい警戒網にさえぎられて、涙をのんで引き返したのである。そして明治十八年に、ひとり鹿児島に行って西郷隆盛の霊を弔ったのであった。それから四十年余たった昭和二年の南洲翁五十年祭に参列するために再び鹿児島に行った。このとき黒崎は七十六才になっていた。

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『農士道』(第628回)
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   三、施 設 の 恒 常 化
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 次に農村政策上の留意事項として施設の恒常化といふことを挙げたいと思う。
 農村、農家の生活は、其の環境に於て、「本」の性質を有することす已に詳述した通りである。故にこれを「末」の性質を有する都市商工的生活に比すれば、恰も樹木の枝葉が四季のうつろひと共に敏感に変化する俊敏性、変易性のあるのに対して、其の根幹が鈍重性、不易性を有するやうに、一時的の刺激位では容易に変易しない不易性を有すると共に、当然之に伴って鈍重なる保守的傾向を多分にもつものである。

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中澤先生、メール有り難うございました。
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