味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

平成の今蘇る、現代版薩摩の郷中教育 
文武両道 「空手道」と『南洲翁遺訓』を紹介するブログ

孝子の親に事ふる居には則ち其の敬を致し、

2017-07-17 09:28:22 | ブログ
第3121号 29.07.17(月)

孝子の親に事(つか)ふる、居には則ち其の敬を致し、養には則ち其の樂を致し、病(へい)には則ち其の憂を致し、喪には則ち其の哀を致し、祭には其の嚴を致す。五者備わりて、然る後能く親に事ふ。『小学』(明倫第二)73

 孝子は親の在世中は、敬恭をもってこれに侍し、愉楽を尽くしてこれを扶養し、その病気に当っては憂愁を極めて看病し、又その亡き後には、葬儀に際しての哀戚、祭祀に当っての厳粛を尽くす。生死を通じて父母にこのように真心を尽くして事えてこそ、始めて親に仕える能力あるものといえるのである。親に仕えるとは、生前中の孝養だけをいうのではないし、右の五つの一つでも欠けてはいけない。

 【コメント】大変大事な教えだと思います。厳粛に受け止めなくてはならないと思います。でもこのような真心は親だけでなく、友人知人にも出来る範囲で尽くしたいものだと思います。

 今朝のニュースで父親の退職金の配分?のことで家族がもめて、父親は死後ひと月位して腐乱状態でわかったとのことでした。家族は知らぬ存ぜぬと言っているらしいですが、早晩はっきりしたことがわかることでしょう。

 何故家族で奪い合いをするのでしょうか。着物は着るものがあればいいし、食事は口にいれるものがあればいいとは西郷隆盛の弁です。同感です。

 いい恰好して人に見せるのが、今時の文化だと勘違いしている人が多いような気がします。これらはメディアの所為でもあるのでしょう。終日、見てくれのいいものばかりテレビの映像で流しているものだから、発信者側も、受け取る側も麻痺しているのだと思います。

 先の大戦時、B29が飛来し機銃掃射を受けた経験があり、かつ、疎開先へ逃げる時は履き物はなく素足でにげた経験があるものから言えば、不相応なものを欲しがるのは、よくないと思います。

 今のまま行けば、やがて大変な天の制裁を受けることになるでしょう。人間、素直、真面目が一番いいのですが。国会議員も『小学』『孝経』等々読んで身体に叩き込んでほしいものです。先ずは安倍さんが。

 私は安倍・菅という人は大好きなのですが、しかし、今のやり方はよくないです。

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『人としての生き方』(第75回)

   沈静は緘黙の謂に非ざるなり。意・淵涵にして態・間正なる、此れを真の沈静と謂う。終日言語   し、或は千軍万馬の中に相攻撃し、或は稠人(ちょうじん)・広衆の中に繁劇に応ずる    も、其の沈静たるを害わず。神・定まるが故なり。一たび飛揚動擾の意あらば、端然終日寂として一語なしと雖も、   而も色貌自ら浮く、或は意・飛揚動擾せずと雖も・而も昏々として睡らんと欲するは、皆沈静と謂うことを得ず。其   の沈静底は、自ら是れ惺々として、一段全副の精神を包んで裏に在るものなり。

 沈静というのは、単に口を閉ざして黙っていることを言うのではありません。心が浮つかず、態度がゆったりしていること。これが本当の沈静というものです。一日中しゃべりまくり、あるいは、戦場の中で激しく走り回ったり、大勢の中で慌ただしく動いたりしていても、沈静というものを損なうことはない。なぜなら心が落ち着いているからなのです。
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「死に代えた『南洲翁遺訓』」(第66回)

 なお酒井了恒は一時兵部省に出仕し、病のため辞任後、菅の意を体してしばしば西郷や政府高官に折衝しましたが、明治九年東京で没しました。三十五歳でした。菅は大事な耳目を失うことになります。

    罪があったら討ちなさい

 続いて七年十一月、赤沢経言、三矢藤太郎の二人が鹿児島に面会。八年五月には菅自ら松平久厚、大島範古、小花和業修、石川静正、山口三弥、春山安勧、本間光輝とともに鹿児島を訪れています。滞在二十日。このときは西郷は再度下野したそのいきさつを率直に語って、
 「討薩論が政府部内でやかましいとき、東京にでてこいというが、これは私を金縛りするもので、私は鹿児島が討たれるべき罪があるなら討ちなさい。きっと戦いましょうと答えた」といって西郷はお笑いした、とあります。

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