味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

平成の今蘇る、現代版薩摩の郷中教育 
文武両道 「空手道」と『南洲翁遺訓』を紹介するブログ

一家仁なれば、一国仁に興る。

2017-04-19 08:57:56 | ブログ
第3032号 29.04.19(水)
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一家仁なれば、一国仁に興る。『大学』
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 人君が一家のうちにおいて仁の道を完全に行うならば、それが影響して人民もみな仁の道に興起する。同様に、一家が謙譲ならば一国の民も、また謙譲となる。反対に、もし人君一人、理にもとり、私利私欲にふけるならば、人民全部が乱を起こすことになる。(第九章)149
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 【コメント】この訓戒は一般的には、その通りだと受け取る向きはあると思います。今、テレビでは数年前の北朝鮮の動きを説明しましたが、世の中には親切にしてあげても、それを素直にうけとらず、真逆に承け、背信行為をとることだってあると思います。だから軽々に信用してはならないと思います。

 尤も個人間においては、そういう背信行為はすべきではないと考えます。信頼関係を維持したければ、正直に対しては正直で、親切心に対しては親切心で臨みたいと私は思います。

 もし信頼したいとすれば、郷土的に長年学問一筋に学び続け、それを郷土の人々の人格として修めている荘内南洲会の先生方みたいであるべきだと思うのです。

 『南洲翁遺訓』との出会いのお蔭で20年の長きに亘り、交流しご懇篤なる指導を承けてきたから言えるのです。我が郷土にも個人的には荘内南洲会の先生方同様、高邁なる精神の方もおられるのですが、郷土としてはそれは望めないと判断しています。

 なぜならば、西郷隆盛を顕彰し世の人々にその精神を広めようとする組織の責任者が、『南洲翁遺訓』を改竄するなどという不逞を働くとするからです。その問題が事件性があるとして鹿児島市議会で問題化した後、後任に座した方は、荘内南洲会の先生方が御認めになられる人格者の方なのですが。

 大した学問もない私ですが、空手道教室で、西郷隆盛が菅先生に推奨したとされる『書経』の訓戒を子供たちに理解できるように解説しているのです。

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古典の教え 四、『詩経』は、<温温たる恭人は、惟れ徳の基なり>と教えています。「寛大であり、身をつつしんでいる人はすべての道徳の基本である」というのです。多くの人々と住む世界では、まじめであり、かつ、おだやかでありたいものです。でも、精神はしっかりしていなければならないと思います。(道徳とは、自分の良心によって、善を行い悪を行なわないこと。)

 『小学』は、<上に在りて驕らざれば、高くして危うからず>と教えています。「人の上に立つ高い地位にあっても驕ることなく、慎みを忘れなければ、身が危くなることはない」というのです。>人に接するときは、公平でありたいものです。地位の低い人には、優しく教え伸ばしてやりましょう。

 
  ※人とあったら優しい顔をして、元気な声で挨拶をしましょう。
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『臥牛菅実秀』(第564回)
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 『禱祈文』の筆者は、最後に、師のいよいよ健やかならんことを祈るのに『敢てこれを天と神とに求めず、先ずこれを吾と二三君子に求むるなり。』という一句をもって全篇を結んだ。
 すでに唐虞の廷に見たように、大事、大業は決して一人の力の能くするところではない。結集の力に待たなければならない。その結集力の盛り上がりによって初めて『巍巍乎として其れ成功有るなり』である。しかし、その結集力の盛り上がりには、また必ず中核となる人がなくてはならない。真っ先に立ち上がる人がなくてはならない。その人にまず我れ自身がならなくてはならぬとする決意が『吾と二三君子』という一語に力強くこめられているようである。この決意を底深くこめて『禱祈文』一篇は総括するのであった。

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