味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

平成の今蘇る、現代版薩摩の郷中教育 
文武両道 「空手道」と『南洲翁遺訓』を紹介するブログ

上善は水の若し。

2016-10-16 09:56:30 | ブログ
第2847号 28.10.06(日)
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上善は水の若(ごと)し。『老子』
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 最上の善は水のようなものである。水が上善である理由は三つある。
 第一に、水は万物に利沢を与えている。天地の間に水なくして存在するものは一つもない。それほど大きな存在でありながら、水は他と功名を争うことはない。
 第二に、人間は一歩でも高い位置を望むが、水はその反対に低い所へと流れていく。
 第三に、低い所にいるから自分が大きくなる。谷川は流れて大川となり、さらに流れて海となり、大きな存在となる。
 「上善」は最上の善であるが、また、上代、上古の善と解す。

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 【コメント】上の言葉をご紹介し、『老子』らしい解説・説明だなぁと思っています。
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 今朝の読売新聞”地球を読む”は、慶応大学教授・細谷雄一氏「政治は誠実か」、広がる「虚偽」で世論誘導と題して論じています。
 これを読んで、「真実後(ポスト・トルース)という新しい用語が話題となっていることを知りました。
 末尾に「恐怖煽る戦略日本でも」としていろいろ論じています。曰く、
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 日本でも「真実後の政治」が広がっている。昨年の安保法制をめぐる議論の中で、民主党(現。民進党)の執行部は、根拠を示さずに「いつかは徴兵制?募る不安」と記したパンフレットを配布しようとした。
 冊子の中では、「徴兵制は可能」であって、その導入も「否定できない」と語られていた。国民の恐怖を煽る戦略を選び、建設的な政策論争の機会を放棄しようとする戦術だった。
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 不誠実な執行部の方針に、民主党内の良識派の議員たちが怒りの声を示したことは記憶に新しい。
 民主政治はこれからどこに向かうのか。政治が国民の信頼を失い、より一段と真実が傷つく時代において、政治はもう一度真実の価値を学び、信頼を回復しなければならない。
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 上に〈不誠実な執行部〉としていますが、半世紀前、私と一緒に執行部にいた青年と五十歩百歩、中学生レヘルだと思っています。そういう中学生レベルが組織していた三公社は世の反発をかって民営化されたのです。先の大戦で、大敗北を受けた日本人で、戦争が好きだという人は皆無でしょう。でも、日本の周囲には日本を狙っている獰猛な国家があるということを知らなければならないと思います。

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 昨夜の空手道教室も賑わいました。私も老体に鞭打って頑張りました。組手指導のフットワークは青年みたいに身体が動くので有難いと思っています。
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 13年後は90歳になる訳ですが、天がそれまで生かしてくれたらとして夢を抱いています。今後の抱負として『南洲翁遺訓』を宣伝したいと思っています。高木先生、中澤先生、一緒にやりたいものです。
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 今朝は台湾の若者たちが集団ツアーで、大分の田舎に来て、地元の人と一緒に仕事をする風景が放映されました。素晴らしい光景だなぁと思いました。
 そういう背景に『南洲翁遺訓』の精神を順守する日本人が存在するとしたら、永遠の美名として語り継がれると思う次第です。

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『臥牛菅実秀』(第382回)
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 しかしその榊原政治も、人吉(熊本県南部の三間の盆地)の戦闘で咽喉に重傷を負い、五月十日、延岡(宮崎県)の病院で若い生命を閉じてしまつた。
 一方、政府軍にも荘内人が参加していた。それは明治四年、酒井忠篤の内意を受けて陸軍教導団に入った人々で、忠篤がドイツに渡航するときに希望に燃えて忠篤を見送った人々であった。その中の鱸成信と加藤景重は迫田大隊に属し、高瀬(築後平野から熊本に入る要衝)の戦闘でともに傷を負うて久留米病院に送られたが、傷の癒えぬ繃帯のままで再び戦線に入り、鱸少尉は熊本鎮台と連絡をとるために強行突破の指揮をとり、四月六日、植木で戦死した。この鱸成信は伴兼定の三男として生れ鱸家を嗣いだ人で、田原坂で戦死した伴兼之の兄だったのである。

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『農士道』(第657回)
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 二、緻密なる注意 一たび大工場に足を入れた者ならば、何人も斉しく感ずることであると思ふが、あの強力の電流、急回轉の車輪、高熱の紅焔----。何れも一寸した不注意や油断でもあれば、直ちにわが身の傷害となる相手である。そして、そこで作るものは、精密工業にでもなれば、一ミリの何十分の一といふ誤差をすら許されぬといふ極度の精確さを要望せらるる仕事なのである。
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