ダイハツ工業が、ガソリン1リットルで30キロ・メートル走行できる軽自動車を2011年をめどに発売することが4日、わかった。
軽自動車の燃費性能としては最高で、電気モーターとガソリンエンジンを併用して走るハイブリッド車(HV)並みとなる。ダイハツは、ベースとなる試作車を、24日から一般公開される東京モーターショー(千葉・幕張メッセ)に出展する。
軽自動車の燃費は現在、ダイハツ「ミラ」の27キロ・メートルが最高で、新型車は、これより約11%よくなる。
新型車は、車体の長さを短くして軽量化を図った。信号待ちなどでエンジンを止める「アイドリングストップ(停車時エンジン停止)」機能も搭載している。
(読売新聞、nifty)