鹿児島市の司法書士喜山修三のブログ

相続や売買の不動産登記,会社設立や役員変更,債務整理,成年後見等を業とする司法書士事務所の所長の法律や日々の雑感を掲載。

特例有限会社の代表取締役の選任と辞任について

2017年07月15日 | 会社法
特例有限会社の登記Q&A
神崎 満治郎
テイハン

特例有限会社の代表取締役の選任は,(1)定款の定めに基づく取締役の互選,(2)定款による選任,(3)株主総会の決議による3つの方法があります。
 では特例有限会社の代表取締役は,代表取締役だけを辞任することができるか?一見代表取締役だけを辞任するのは,自由にできそうな気がしますが,そうは問屋が卸しません。
 実務上,(1)の方法によって選任された代表取締役は,代表取締役だけを辞任することができます。しかし,(2)と(3)の方法によって選任された代表取締役は,代表取締役だけを辞任することができないと解されています。それは,(2)と(3)の方法によって定められた代表取締役は,取締役と代表取締役の地位が完全に分化されていないためと説明しています。どうも理屈のための理屈のような気もしますが,詳細は本書の,127頁以降をお読み下さい。
 会社法が施行されて,有限会社法が廃止されたので,有限会社関連の法律を調べるのは面倒だなあと思っていたのですが,本書を知ってその思いが半分になりました。良い本は仕事の効率をアップさせてくれます。ありがたいことです。

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