ひろ爺の日々

鹿児島から東京に引っ越して、つれづれの感じ

藻塩について

2016-01-28 10:43:14 | Weblog
 24日の夕餉の藻塩、記憶のページから消しさられていた。わずかに何かの歌で読んだような
気がする、との思いだけだった。あとで、古今和歌集に見つけることができたが、なお、辞書
等に詳細をもとめてみた。

 辞書やパソコンによると
   藻塩の始まりは、縄文・弥生の昔からのもの。岩塩等のない日本では、最古からの製法
   だった。このほかには、太陽熱と風勢力を利用した製法で需要を賄ってきている。
 とのことと、説明されている。

 私達の生命保持のため、欠かすことのできない塩。あらためて、その貴重さに感を深くさせ
られた。ちなみに、先日の藻塩(下掲写真)は、島根県浜田市での製塩である。

          

 

浪浪の身の想い

2015-11-23 21:44:24 | Weblog
 11月23日は勤労感謝の日。8日の立冬から16日目、暦の上では冬だが、やはり秋の感じが強い
ような気がしてならない。いや、強いでなく、秋がまだまだの気持ちでいたい、と言う願望から
かもしれない。晩秋という言葉もヒト様のこのような想いから生まれたのでは…?。

 東京近郊名勝地の紅葉状況が、テレビ報道されていたが、いま少しの状況ということだった。
名勝地の鑑賞は、心はやれど、身思うにまかせずで、近くの公園にお出まし。紅・黄葉の楽しみ
はなかったが
         
 上掲写真 ケヤキの葉つき状況  ケヤキの落葉模様  ひらき始めた椿の花  等々を目に
することができた。名勝地の紅・黄葉等には較ぶべきもないが、遠出のできない身の上、これで
晩秋気分を満足とした次第。  

10月31日の夕餉

2015-11-01 16:46:52 | Weblog
 今日は月末、出雲にお集まりの神様方も、夫々の我がお社にお帰りのことと
想像しながら、我が家での夕餉。
  メニュー
      
  1掲  左 皿   牛肉 ニンジン レタス等の蒸し物
       右 皿   フリルレタス マッシュルーム 赤カブ のサラダ

  2掲  上 皿   さしみ (マグロ タイ サバ)
      下 皿   ホタテ のグラタン

  3掲        チリ産ワイン

 等々を、鹿児島焼酎はひかえ、珍しくワインだけで賞味。いずれも味覚は上々
であったが、ホタテのグラタンは、購入後半年の初使用のナベもの。特に旨みの
上々を感じさせられた。

 秋も深まり、味覚や読書の季節と言われてはいるが、食や飲だけがいき、読み
のほうは、「ブンと候う」の毎日。お許しあれです。

 

     

  

10月4日の夕餉

2015-10-05 18:32:51 | Weblog
 この季節の手紙等は、「天高く馬肥える候」の言葉ががよくつかわれ
ていたが、浪々の身の上、この頃のことは、没交渉に近いため、使われ
ているかはよくわからない。

 そのうえ田園空間ならぬ、舗装道路とコンクリ建築家屋環境の合間で
過ごしている身にとっては、挨拶文の使いの有無についての判断は、な
おさらのことであるようだ。

 そのことは、さておいて、私達の生活を取り巻く周囲は、忍び寄る秋
の季節の到来をとくと感じさせられている。朝夕の涼感・街路樹・公園の
木々等が、そろそろ季節の変わりに反応を始めている。

 食欲の秋に入った、14日の夕餉の メニューは
          
 1掲 左大皿  大根ソテー 竹の子ソテー モヤシ&薩摩茸ソテー
            北海道ヒレ肉ステーキ(赤ワインソース)

    右上皿   ベビーリーフ&色とりどりトマト&ブラウン
            マッシュルームサラダ

    右下皿  ブラウンマッシュルームトネギのミルクスープ


 2掲        愛知のイチジク

 等々を白ワインで賞味。そろそろの秋の気配を身や心に感じつつ
楽しい夕餉のひとときを過ごすことができた。

 特にミルクスープは、食感最高。満足の至りだった。

  


 

 

   


 

 

達成の喜び…?

2015-09-18 15:07:48 | Weblog
 ものごとを成し遂げた、あるいは、やり遂げたなどのときの喜びを
「達成の喜び」という言葉で、よく表現しているが、久しぶりにこの
言葉を実感ずることができた。

 生来の不出来者、これといったとり得のない人間は、小さいことで
も、ひとつのことをなしとげたとき、その喜びは大きい。その内容は、
他人から見たらたいしたことではないかもしれないが、僕にとっては、
最大のものだ。

 その最大のものを、今回経験さしてくれた。内容は
   フェイスのコメントなどに、拗音や促音が入ると、Enterを押し
  ても確定でなく、かえって消却されるという現象が生じてこちら
  の意を現すことが不可能に直面。

 上掲の状態の解決に、あーでもない、こーでもない。思考と試行の
繰り返しの連続。その回数は数えきれないほどである。フェイスへの
挑戦を諦めようとも考えたりした。

 しかし、家族や知人の協力と励ましに助けられ、先日ヒョンナこと
から消却されない方法を見つけ(まだ自信はなし)、これから先を楽
しんでいきたい、と希望をつないでいる。

 人様から見たら、なんだそんなこと、簡単なことじゃないか、と思わ
れるがもしれないが、こちらはボンクラビンタに発破をかけ、やっとの
こと、フェイスの継続にこぎつけた。

 細かいことながら、喜びは大きいようである。

 

 
  
  

春・秋のどちらを……?

2015-09-14 16:44:20 | Weblog
         
 上掲は、万葉集と更級日記の文庫本である。おヒマに任せ、ときたまに
ながめる小冊子。

 9月8日は、暦では野草に白露が宿り始めの日となっている。ここしばらく
は台風のもたらした豪雨によって、多くの被害が発生しており、早い復興
を祈りたい。

 ところで、お江戸ではでは、昨12日から天候回復、朝夕の涼しさが、秋入
りの気分を味わわせてくれているが、ヒマ人の常、春と秋の季節のどちらを
好むか、についてボンクラビンタをめぐらしてみた。

 しかし、永年にわたって世間との没交渉の身、ご意見拝聴のご相手がいな
い。ということで、昔からの流れはどうだったのか、との思いが生じて上掲
等の文庫本に疑問解決を求めた。

 結果は、次のとおり。
  万葉集  春秋の優劣で、冬ごもり 春去りくれば……で、秋の山の
         方が優れている。となっている。

  枕草子  春は曙 夏は夜 秋は夕暮れ 冬はつとめる と、四季それ
         ぞれの美点をあげ、優劣論はなし。

  更級日記 源の資通と菅原孝標の娘、娘の友達の3人で春秋くらべをして
         いる。そして2対1で秋。

  源氏物語 光源氏が斎宮女御に、春秋の優劣を聞いたところ、秋の答えが
         かえってきた、となっている。

  古今和歌集と新古今和歌集
       新古今が古今に比べ、歌は秋が圧倒的に多いとのこと。このこ
       とは、秋への関心度が高いからではないかとのこと、と見られ
       ているようである。

 これら、古書典だけの内容でみると、若干秋への思いが勝っているようであ
るが、これだけで断定はどうだろうか…?。ヒト夫々の好みがあると思われる
ので。

 ひろ爺はどちらか、と問われたら、桜の花の下で酌み交わす春もいいが、も
の悲しさを感じさせられる秋への好みが少し勝っているようである。知識学問
も、侘び・さびの見識もない身ではあるが、秋に心がひかれるようだ。


 

 

 

9月6日の夕餉

2015-09-07 22:03:17 | Weblog
 6日は、7月22日の丑の日から47日めである。うちのオバサンと「今夜は
なにを晩酌の糧にするか」、の協議の末、「ソーメンとうなぎ」に決定。
     
 上掲写真  左ドンブリ  冷やしソーメン

         右   皿  鹿児島産うなぎ

         上   皿  牛肉・人参・じゃがいも・ナス等の煮物

 の、きわめて質素な内容ものであるが、小生、ソーメンについては季節を
問わず、の超好物のひとつ。舌先から、のどをするするっと、とおっていく
食感の良さは、言葉や文字で表現できない旨さを感じさせられる。。

 うなぎについても、味は忘れないものの、しばらくご無沙汰。そして、食
い気の本能は沸々。この夜のうなぎは、ちょうど2週間前、鹿児島の財宝から
の入手。満足感最高。

 この二つの料理に加えて、肉・ジャガイモ等の煮付け、ワイン・焼酎を傾け
ての夕餉、美味感この上なしだった。


30日の夕餉

2015-08-31 20:00:31 | Weblog
 フエースブックに挑戦してみたがダメ。キイを打つ途中でエンターをうつ
と前の文が消されてしまう。何回やっても同じこと。諦めてブログに。

 八月も終わりを迎え、朝夕は涼しさを感ずるようになってきた。30日の
夕餉、早秋の微風を感じつつ、19階で。
    メニュー
     
     
  1掲  ナベ料理のための  オクラ・レタス・ネギ、鹿児島豚

  2掲  小鉢  キウリの浅漬け  右中鉢  枝豆の和風スープ

  3掲  鍋   トーフ・シイタケ・コンニャク・にんじん・ネギ入り

  4掲  おじや   5掲  いちじく   6掲  バーボン

 等々、上掲の料理で秋早々の夕餉を楽しんだ。ワインも白で。
     
     ありがとう。
 

24日の夕餉

2015-08-26 11:29:21 | Weblog
      
      
                  
 酷暑の8月も26日。23日が処暑、暑さもようやくおさまり、朝夕は初秋の
気配を感じさせられるようである。24日は、19階で上掲の料理で夕餉。

 1掲   さしみのカルパッチョ

 2掲    大根・鹿児島しまなす・れんこんの洋風野菜煮込み

 3掲   えだまめ      4掲   ゆで卵

 5掲   鹿児島牛    6掲   パスタ(シソ・塩)

  7掲   スペインワイン

 上掲料理を、久しぶりのスペインワインで楽しんだ。料理の旨さのモトは、
素材・季節や調理のありかた等、幾多の要因にある、と思われる。

 今回のカルパッチョは、魚の種類ごとに間がおかれており、容器の形容や
モノの配置など、視覚を通じての味覚のありかたを強く感じさせられた。
スペインワインもいけましたね。  ありがとう。

    
 
 
 

初めての食経験

2015-08-23 14:05:30 | Weblog
 8月も下旬に入り、ようやくお先が見えてきた。22日の10:00、Mさん
から食品入りの箱が届いた。中身は、
        
        
 上掲写真1掲にある、「さんますしと昆布巻ずし」である。これまでの
永年にわたり、種類・量・場所的に、いろいろとニギリを食べてはきたが、
今回のこの両スシは、初めての食経験。

 いただいた両スシ、バッテラ(さばスシ)と同じ形容。そして、味覚が
そのものの持ち味となっている。初めての食経験で、それぞれの素材のも
つ旨みが口中に溢れ、食の幸福感を味わうことができた。

 ここで、バッテラについて調べてみた。
  バッテラ……スシの形が,短艇に似ていることからのこと。
        (ポルトガル語)。

 明治時代、大阪のスシ屋が出したコノシロ押鮨形が、この名称のもとと
なっている、とのこと。紀州熊野は、熊野灘に面した魚群豊富、そして大阪
に近い。これらのことから、この食品も生じたのでは、との想像。

 これまで長いあいだ、食べるだけだったが、味覚のスバラシサとともに
食品の歴史を知ることができたことに、望外の喜びを感じさせられた。

 4掲のお皿にもられた両スシを、12時早速に味わい、スシの美味しさと
Mさんのご厚情に感謝・感謝。