その２０ 灯台タクシー～ハルメカヤミルミョン／釜山へGO！2012年 夏

２０１２年　８月１１日

船から降り、しばらく休憩してから、さあ、南浦洞へＧＯ！
海雲台から南浦洞へ行くには地下鉄はものすごく時間がかかる。乗り換えもいるし。
一般より高いけれど、急行バス（要所しか停車しない）があることはあるが、
このあたりどこから乗るのかちょっと不明。
ここはやっぱりタクシーで、ささ～と行ってしまおう！
ってことで、タクシーを拾う。

遊覧船乗り場近くのタクシー乗り場まで行ったらちょうど灯台コールタクシーが来た！
このブログの中で検索されるのが多いキーワードの一つが「灯台コール」だ。
なぜ検索が多いのか分からないけれど、灯台コールについてちょっと説明しておこう。

灯台コール（등대 콜）は釜山の個人タクシーの中で優良なタクシードライバーを選び、コールタクシーとしたものだ。
電話をかけて「○○まで来て欲しい」と言うと近くにいる灯台コールのタクシーがそこに行くシステムだ。
携帯に今、どこどこにいるので後○分で到着するなどの情報を教えてくれる。
もちろん、一般にも流しているので、道で停めて乗ることもできる。
料金は一般のタクシーと替わらない上に、灯台コールのタクシーキサニンで今まで外れたことはない。
灯台コールのタクシーはすぐに分かるよ。
こんなふうに車にオレンジのラインが入っている。
そして、運転手さんもオレンジのシャツを着ているので、分かりやすいのだ。

ただし、このコールタクシーを呼ぼうとすると韓国語だと思うので、韓国語ができない人はちょっと難しいかも。
灯台コールの真似をして、マリンコールとかナビコールとか、他にもコールタクシーができているので、
電話番号を調べておくと便利かも。

さて、キサニンに光復路で降ろしてもらい、まずはハルメカヤミルミョンへＧＯ！

看板に小さく日本語で「おばあちゃんガヤミルミョン」と書かれている。
할매（ハルメ）は釜山弁でおばあちゃんのこと。標準語だと할머니（ハルモニ）
가야（ガヤ）は“伽揶”と書いて地名。
밀면（ミルミョン）は小麦粉でできた麺の意味。
ソウルだと冷麺だけれど、釜山はミルミョンが主流。

いつ行ってもお客さんで一杯
この日も１２時をだいぶ回っていたけれど、それでもご覧のように行列ができていた。
少し待って２階席へ通された。２階もあったのね～～。初めて知ったわ～。

メニューはとっても限られている。

これがミルミョン（小）　４５００₩。　大　５０００₩もあるよ。
以前より値上げしたけれど、今のご時世、何もかも値上げしてるよねえ～

麺をハサミでチョキチョキと切って、よ～くビビンしていただく。
お好みで酢をかけるとサッパリするよ。洋辛子をたして味の変化をさせても楽しめる。
氷でキンキンに冷えているのでとってもおいしい
一緒についてくる、チキンスープもどこか懐かしい味で温かくておいしいのだ。
もちろん、おかわり自由

もう一つは汁気のないビビンミョン（비빔면）
これはミルミョンより甘辛いタレがかかっているので、辛いもの好きな人は、こちらがいいかも。
上のミルミョンは汁があるので물밀면（ムルミルミョン　水ミルミョン）というふうに区別する場合もある。

ここのお店はこの２種類の麺と「手作りマンドゥ」がある。
ミルミョン一杯が多いのでマンドゥまで注文したことがないのだけれど、
隣で食べていた女子高校生グループを観察した結果、
かなり大きいマンドゥ（왕만두）が５つくらいで１人前だ。
この女子高生グループは、マンドゥを一つ、ミルミョンを２つ、ビビンミルミョン１つを注文してシェアしていた。

そっか～～～！
大勢ならそれができるんだ～～っ！
ま、いつも辛いのが苦手っていう人と来ることが多いので、どうしてもビビンミルミョンが食べられず、
ましてはマンドゥまで食べるってないんですけどね

次回の課題ができた～
と思い、あいかわらずお客さんが次々に来るので、長居はできず、会計へ。
降りてきてビックリ
入り口の所はさっきよりも～～～～っと長い行列ができていた。。。
並ぶのが嫌いな韓国人が並ぶのだから、どのくらいおいしいか分かるってものだ。
ちなみにお店の人はほとんど日本語できないので、
韓国語で注文できないときはボディランゲージか、隣の人のを見て指さしてもいいかも。

ま、簡単な韓国語なのでコレを覚えて言えば通じます。
밀면　하나　 주세요　（ミルミョン　ハナ　ジュセヨ）　「ミルミョン　一つ下さい。」
　　　　　↑
　　　ここは指で示してもＯＫですねえ～

もっと簡単に
ミルミョン　（指で示す）　　　
ビビンミョン（指で示す）　
でもＯＫよ～～～