モールス音響通信

明治の初めから100年間、わが国の通信インフラであったモールス音響通信(有線・無線)の記録

◆終戦直後の東京中央電信局

2017年09月21日 | モールス通信
◆終戦直後の東京中央電信局 廃墟となった東京で灯火管制がとかれたのは昭和20年(1945)8月20日だった。 戦火により電信電話事業がうけた被害は驚くべきものがあった。当局の電信回線をみてもその過半数が不通となっていた。昭和20年12月現在の記録では、稼働回線は382回線で、戦時中最高であった昭和16年末962回線の40パーセントにとどまっていた。電報通数も前年の半分に減少していた。 しかしな . . . 本文を読む