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海宝寺2 予約拝観


写真は、若冲筆投げの間

予約しなくても、訪問した際にお寺の方がおられて、お手すきなら伽藍内を拝観できます。
今回は事前に電話で訪問する旨、お伝えしておきました。

まずは方丈です。
方丈を入った正面には方丈庭園があります。
露地庭園のような趣で、中央に大きな桃の木があります。
よく見ると手前半分ぐらいの葉が周りと違います。
これは桃の木のウロから鳥が咥えてきた本堂脇の木斛が寄生しているのです。

方丈の右手にはあの“若冲筆投げの間”があります。
中央の襖が今はないですが、元々は若冲の“群鶏図”があったそうですが、今は京都博物館にあります。
さらにこの奥の庭先に“秀吉遺愛の手水鉢”があります。
政宗が秀吉から下賜されたのでしょう。

一旦外に出て、次は本堂内です。
本堂の裏側から入ります。
中央には本尊の聖観世音菩薩がお祀りされ、伊達政宗の位牌もありました。
床はコンクリートで固めてあり、土足のまま入るのが珍しく印象的でした。

最後に祠堂(しどう)です。
ここには大丸の創業者の下村正啓の位牌があり、天井には見事な龍図が描かれていました。

お寺の方が非常に親切な方で、拝観料はいらないとおっしゃりましたが、お賽銭箱に500円を志納してきました。

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コメント ( 3 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
若冲筆投げの間 (hyt)
2013-06-16 13:25:14
「筆投げ」の意味は、最後の作品だからという意味だそうですね。
京博には、海宝寺のほか、石灯籠図屏風、果蔬涅槃図など、すぐれた若冲作品があります。
来年春の新平常館(平成知新館と呼称が決まったそうです)オープン時にこれらの若冲作品が展示されることを期待しています。
 
 
 
思い込み (アディニコ)
2013-06-16 19:39:50
非観光寺院のマイナー系のお寺は、拝観可否がわからない場合がよくあります。

お寺の方に言えば、手が空いていれば拝観させていただけるんですね。「普茶料理×4人以上」の条件があると勝手に思っていたので、今まで敷居が非常に高かったです(笑)

過去に訪れた時は、本堂(外観)とモッコクの木を見て帰りましたが、機会があれば再訪して拝観させていただこうと思います。
“若冲筆投げの間”、良さそうですね。
 
 
 
アディニコさま (amadeus)
2013-06-16 22:14:38
こんばんは。

ここはお寺の方が非常に親切で、こちらが恐縮するぐらいです。

是非行ってみてください。
 
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