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恵心院


写真は、本堂と水子地蔵尊

恵心院(えしんいん)は、恵心僧都ゆかりのお寺です。

場所は宇治の“さわらびの道”のさらに奥です。
京阪宇治駅で下車し、宇治橋東詰から宇治川上流に沿って歩きます。
さわらびの道を過ぎて直進すると、右手に朝霧橋、左手に宇治神社の鳥居があります。
これを通過すると左手に駐車場が現れます。
この駐車場を越えてすぐに左折した参道の奥に、恵心院の表門があります。

821年に空海により龍泉寺として開かれます。
平安時代中期に恵心僧都(源信)によって再興されました。
その際に恵心院と号するようになりました。

表門を入ると前庭があり、左手奥に本堂があります。
本尊は木造十一面観音立像ですが、しっかりとは見えないです。
本堂の右前方には水子地蔵尊があります。
さらに本堂に向かって右手奥に庭園が拡がりますが、ここにはさまざまなお花が四季それぞれに楽しめるため“花の寺”とも云われているそうです。

2013秋の非公開文化財特別公開で、本堂内部が公開されました。
本堂の右手から中に入ります。
この本堂右手は苔のきれいで、信楽焼きのタヌキが配された庭園になっていました。
本堂右手側はかつては護摩堂だったそうで、天井は真っ黒です。
今は本堂と合体しています。
内陣の左手奥に“恵心僧都自作の像”、正面に本尊の木造十一面観音立像、左手には弘法大使像や五代力尊像などがお祀りされていました。
本堂を出て左手には展示室があり、書簡などが展示されていました。

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