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真如院


写真は、本堂前庭。

日蓮宗の寺院で、元々は本圀寺の塔頭でした。
織田信長が足利義昭の機嫌を取るために造った枯山水庭園を、重森三玲が古書に基づき復元したそうです。

例年、10月末から11月初旬の数日間のみ特別拝観があります。
拝観時間も10:00~15:00と短いので要注意です。

アクセス
場所は、堀川五条の近くで、堀川五条を西へと進みます。
最初の信号のある交差点が猪熊通で、ここを右折します。
少し進んだ左手に真如院があります。
西本願寺のちょっと北になります。

表門から玄関に入ります。
拝観料600円を納めます。
ここは入るとすぐに本堂です。
右手に内陣があり、内陣中央に日蓮上人像がお祀りされています。

内陣奥に3間あり、その正面が庭園です。

横長で中心に鱗状に黒い石が流れるように並んでいます。
その外は苔が囲っており、島状になっています。
その更に外周は白砂の枯山水です。

庭園の中央奥に烏帽子岩があります。
足利義昭が烏帽子を掛けて置いたそうです。
その手前には小さなラグビーボールのような燈籠があり、足利義昭が“瓜実燈籠(うりざねとうろう)”と名付けたそうです。
また庭園の右端には呼子手水鉢があります。

庭園の左手を曲がると、白砂の枯山水になっています。



コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
メジャーのマイナー (京極堂)
2012-09-30 10:48:12
ここ都林泉名所図絵で知りました。かつては、メジャーだったようですが、今では、観光寺院ではないので、あまり知られていませんよね。撮影不可は、残念ですけど絵葉書(4,500位)が有るので、それで我慢ということですね。また御朱印もあるので、拝観記念は残せます。おっしゃる通り、期間と時間の制約が多いので、なかなか行きにくいのは、確かですね。だけど、面白いエピソードのある御寺なので、押さえておきたいですね。
 
 
 
京極堂さま (amadeus)
2012-09-30 17:15:26
ここも知識の裏付けがあれば、さらに楽しめるでしょうね(どこもそうか(笑))。

しかし1回行けばもういいかな(笑)。
 
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