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菅大臣神社
写真は、一ノ鳥居。
菅大臣神社(かんだいじんじんじゃ)は菅原道真の邸宅跡で、紅梅殿・白梅殿や菅家廊下といわれた学問所の跡です。
場所は、西洞院高辻を少し上がった右手に一の鳥居があります。
拝観は無料です。
一の鳥居をくぐり石畳の参道を真っ直ぐに進むと、正面に二の鳥居があります。
参道は桜がきれいです。
二の鳥居の手前、右手には社務所が、左手には稲荷社があります。
左手奥には月極駐車場とその管理事務所があり、そちらで御朱印や由緒書きが頂けます。
二の鳥居をくぐると正面に本殿、左手には火御子社と老松社、右手には白大夫社と福部社があります。
3月には本殿脇の梅が咲きます。
本殿は1835年造立の下鴨神社本殿を、1869年に移築したものです。
月釜
月釜が25日前後の日曜日に基本的にはありますが、不定期ですので当社に事前にTELで確認された方がいいです。
5月は第2日曜の例祭に合わせて行われます。
例祭では土曜日14:00に山伏のお練り、日曜日は10:00~例祭、14:00~拝殿にて茂山千五郎社中による狂言奉納があるそうです。
さらに10月のお茶会は、10/29の秋思祭に合わせて開かれ17:00~です。
社務所左手の玄関から入ります。
朝は8:30頃で大丈夫です。
入ってすぐが荷物置き場で、その奥が受付です。
会費は700円です。
受付から右手へ進みます。
待合は20畳ほどの広間で、こちらにも炉があるので広間の茶室としても使えるようです。
時間になると呼ばれるので、待合から露地庭園にでて、左手奥のお茶室 山蔭亭に入ります。
4畳半のお茶室ですので、1回の席で10名程度です。
普通に約30分ほどで終わります。
こちらのお茶席は不定期ということもあり、臨時参加よりも既に知り合いの方同志が多いように思いました。
コメント ( 3 ) | Trackback ( )
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産湯に使ったらしいという井戸もありましたね。
奈良市に菅原という地名があります。
地元では、ここが道真生誕地と言っています。
喜光寺(本堂は試みの大仏殿と呼ばれ、東大寺大仏殿の十分の一の大きさと言います。行基創建の寺。行基はこの寺で亡くなりました)があるところです。
寺の隣に菅原神社があり、近くに産湯池もあります。
菅原氏の元は土師氏で、菅原の地に移り住んだ土師氏の一族が菅原氏を名乗ったといいます。
道真は京の都で生まれたと思いますが、奈良の菅原の地は菅原氏の発祥の地ではないかと思っています。