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西向寺


写真は、本堂(左)と庫裏(正面)

西向寺(さいこうじ)は千本北大路周辺にある浄土宗寺院で、地蔵板碑が爪彫地蔵として知られています。

アクセス
千本北大路を北上すると、やがて左手に佛教大学が見えてきます。
仏教大学前の信号で道は左前方斜めの側道、本道は右斜めに曲がり北山通になり、さらに右折すると今宮通の交差点になります。
左前方斜めの側道を進むと鷹峯です。
ここを今宮通へ右折します。
約100m先で左折すると、突き当りに西向寺の表門があります。

表門の前には春には桜が咲きます
表門を入ると正面に石畳が続き、左手に墓地、左手奥に本堂、正面に庫裏、右手奥に地蔵堂、右手前に鐘楼があります。
地蔵堂の中にも地蔵菩薩像がお祀りされていますが、この地蔵堂のさらに右手奥に地蔵菩薩の石像と、覆屋のある地蔵板碑があります。
地蔵板碑は石の板に地蔵菩薩が線で描かれており、南北朝時代の作だそうです。

十夜法要
2014/11/15(土)の10:00~十夜法要があり、その前に本堂にお参りさせて頂きました。
庫裏から入り、右手の玄関から上がります。
正面に書院があり、左手の廊下から本堂に向かいます。
この書院と本堂と庫裏に囲まれて庭園があります。
苔と白砂の枯山水で、書院の奥と本堂側の奥にそれぞれお茶室があります。

本堂の内陣中央には本尊の阿弥陀如来像と二十五菩薩像が、本堂右手奥には法然上人像と善導大師像、左手奥には中央に五劫思惟像、その両隣に阿弥陀如来坐像がお祀りされていました。
この五劫思惟像を挟む2躯の阿弥陀如来坐像が、“二葉の弥陀”です。
廃仏毀釈の際に別々の寺院から移されたものですが、作者が同じためか見た目がほぼ同じです。

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