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金胎寺2 行場めぐり(宇治田原散策3)
図は、行場めぐりの簡易地図
庫裏に戻ります。
全行程約3km、所要平均時間2時間の“行場めぐり”はここからです。
庫裏で300円を納めます。
10:00前後だと誰もおられないので、木箱に自主申告です。
庫裏の左手の道を進みます。
途中で見晴らしのいい“かわらけ投げ場”があり、さらに歩くと“迎え行者”があります。
ここまではそこそこ距離がありますが、ほぼ平地。
そしてこの先に“行場の辻”が現れます。
ここまでで約15分。
ここからが“行場めぐり”の真髄です。
“行場の辻”の左手に進みます。
ここからはループになりますが、くれぐれも“逆回りは無謀”です。
行く先々の石や木に赤いペンキで“→”や“○”が書いてあり、これが正しいルートの目印です。
すぐに急な下り坂になりますが、傾斜は45度?ぐらい。感覚的にはほぼ垂直です。
さらに途中には、右は岩場、足場が40cm程度、左下は崖の下のようなところもあります。
やがて順に“東の覗”、さらに先に“西の覗”が現れます。
しかし丸腰で覗けるようなところではないです(命がキケン)。
さらに沢の音に向かって急な下り坂を下ります。
すると岩山を登らされます。この頂上から下に向かって“胎内潜”があります。
沢伝いの道を歩くと“千手の滝”と“五光の滝”が順に現れます。
五光の滝の両端には御神木があり、神秘的な風景です。
この辺りの起伏は少ないです。
しばらく進むと正面の道に木の棒が横たわります。
ここは直進が本道っぽいですが、右の細い坂を下り、そして沢を渡るのが正しいルートです。
ここを直進していまい、鉄板の橋を渡るのは間違っています。
ここまでで出発から約1時間。
ここからはひたすら登りです。
“護摩壇”の岩山はまだいいです。
次の鐘掛は正面は鎖をつかんで直角に近い岩を登ります。
迂回路はまだマシです。
そして次の“小鐘掛”は1番の難所です。
“ちょっとしたロッククライミング”です。
少なくともハイキングの域は越えており、岩場に足を引っ掛け、手でよじ登ります。
さらに次の平等岩なども傾斜のキツイ坂です
決してやさしくはないですが、平等岩を登った上からの眺めは絶景です。
しかし逆に言うと、振り返ると崖の下が結構見えるので、高所恐怖症の方は”振り返り厳禁”です。
最後に“蟻の戸渡り”の岩場を登り切れば、“行場の辻”の右手に戻ってきます。
ゆっくり行くと、ここまでで2時間かかります。
ハイキング気分で行くところではなく、少なくとも両手が使える状況でないとお話になりません。
また万一の場合を考慮すると、複数で行った方がいいでしょう。
こういうと非常に恐ろしくて止めようと思われたかもしれません。
しかし1回行くと、その後どの行場めぐりに行っても”満足できない自分”に気付きます。
今では早くもう1度行きたいです。
そういう”中毒性もキケン”なのかもしません(笑)。
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コメント ( 9 ) | Trackback ( )
« 萬長 | 2014 1/11の... » |
最近太りすぎて、懸垂、つまり自分の体重を腕で持ち上げられないのです(笑)。
それでも可能でしょうか(笑)?
両手両足でよじ登るようなところはあったと思うので、懸垂までとは言わないまでも、腕立て伏せが2、3回ぐらいはできないとキビシイのではないかと思います。
ただこれは飽くまで僕の主観ですので、同行されたmasaさまやtoganjiさまの御意見も伺いたいところですね。
なんせ登れないだけでは済まず、落ちれば結構なケガをするでしょう。
大丈夫だとは言いがたいです。。。
やはり、足が上がるかどうかですかね。
とっても楽しそうで若いっていいなあ・・・
くれぐれも気をつけてくださいませ。
少なくとも僕は、
”京都の神社仏閣などを隈なくめぐって、イチイチ報告する”
という修行です(笑)!
索引を一から見てみてください。
これは立派な”修行”ですよ(笑)!!!
成し遂げたお方だということを
忘れておりました。(合掌)
いろんな京都が紹介されていて楽しいです。