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久保家邸宅(旧今尾景年邸)


写真は、外観

瓢樹(ひょうき)は六角西洞院あたりにある懐石料理屋さんでしたが、2021年に閉店されました。
こちらかつては四条派の日本画家 今尾景年の邸宅であり、旧久保家邸宅として展示イベントの会場になったりしています。

アクセス
四条烏丸から西へ2本目、新町通へ右折します。
そこから3筋目が六角通なので、ここを左折します。
角の手前にある京都逓信病院が目印です。
角を曲がって約50m先の右手に久保家邸宅があります。

表門をくぐり左手の玄関から入ります。
左手に10畳ほどの1室があります。
左手に進むと短い渡り廊下があり、左右に南庭があります。
右手は枯山水の庭、左手はさらに大きな川の流れる苔のきれいな庭です。
枯山水の庭の中央にある手水鉢は羅生門の礎石であったといわれています。

渡り廊下を渡ると奥へと長い廊下が続きます。
この右手に茶室 捉月(そくげつ)があります。
真ん中に瘤があるのが印象的です。
床は桐一枚板です。

廊下の左手は10畳と15畳の広間が並んでいます。
10畳間は先程の川の流れる苔のきれいな坪庭に面しています。

廊下に沿って右手、捉月の奥には10畳の東の間があります。
廊下の突き当りには北庭があります。
苔がきれいで見事な沓脱石、大きな室町時代の燈籠などがあります。
15畳間と10畳ほどのお部屋はこの坪庭に面しています。

どら焼きと和紅茶 乃咫 nota
旧今尾景年邸の蔵を利用して、2023年秋にどら焼きのお店としてオープンしました。
通り沿いに面した右手の路地を入ります。
途中の左手に腰掛待合があり、その上に長い屋根があります。
この縁長押が1本の長い杉の丸太です。
路地が奥で突き当り左へ。
奥庭の裏の道を歩くと蔵にたどり着きます。
こちらがお店です。
内部は6席のカウンター席になっており、左手に2階への階段があります。
2階に上がると梁の太い木材がむき出しになっており、蔵の小さな窓があります。
メニューは銅鑼焼きor抹茶銅鑼焼き、ドリンクは和紅茶が4種類ありました。



コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
Re:瓢樹 (宮水)
2021-12-29 16:02:28
お知らせで、
>中京区の現店舗は、令和3年12月27日を以て閉店する運びとなりました。

と、ありました。コロナのせいでしょうか、いつか食べに行きたいと思っていたところが、どんどん無くなっていって悲しいです。
 
 
 
宮水さま (amadeus)
2021-12-29 20:23:26
HP、見ました。
移転するんですね。

しかしこの今尾景年の旧邸、どうなるんでしょう。
 
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