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常照皇寺(京北散策2)


写真は、満開の九重桜と恰雲庵

常照皇寺(じょうしょうこうじ)は、朝廷が南北朝に分かれた際の、最初の北朝の天皇である光厳天皇の隠居所です。
アクセスはリンクを参照してください。

山門を入り、緩やかな階段を登り勅額門をくぐります。
左手には碧潭池(へきたんいけ)を中心に庭園が拡がり、上には勅使門が見えます。
正面にはその碧潭池に架かる猿帰石橋(えんぎしゃっきょう)があり、これを渡ります。
左手に庫裡があり、ここで拝観料を納めます。
拝観料は500円の志納です。

庫裏を入って右に進むと書院、そして方丈へ入ります。
方丈は広い広間で、左手には上段の間があります。
左手の前庭には御車返しの桜があり、一重と八重の両方が一株に咲きます。
前庭の背後には勅使門があります。
ここは後程散策できます。
方丈の裏側には約1mの滝が小川に流れ、禅定池にそそぐ池泉式庭園があります。

方丈から廊下を渡り奥に進むと、開山堂の恰雲庵(いうんあん)があります。
ここには手前に宝冠釈迦如来像や左右に十六羅漢像、奥に光厳天皇像がお祀りされています。

恰雲庵と方丈に挟まれた庭に九重桜があります。
これは国の天然記念物で、非常に立派です。
開花は九重桜→左近の桜→御車返しの桜の順で、京北町のHPに開花情報が掲載されます。

玄関に戻り、庭園内を散策します。
方丈の前庭から、九重桜の周りを歩きます。
奥には舎利殿もあります。

恰雲庵の背後から約1km順遊路もあります。




コメント ( 1 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
「紅葉」 (frippertronics)
2014-11-25 20:03:29
11月23日、「常照皇寺」と「美山かやぶきの里」へのバスツアー?で伺いました(京阪京都交通企画・樟葉駅発着で3,600円、西山天王山駅発着で3,000円)

常照皇寺:初めての訪問でしたが紅葉は少し落ち初めていましたが見頃でした。碧潭池や方丈裏では紅葉が緑葉や苔と相まって素晴らしかったです(志納300円価値大)
桜(立派な大木ですね)の季節にも是非再訪してみたいです。

美山かやぶきの里:ここの紅葉はもう終わっていましたが、苔むした茅葺屋根の家屋や畑に日本の原風景を見る思いでとても癒されました。

遠いのでなかなか行きにくいのが、たまにキズですが…
 
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