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長仙院(寺町マイナー散策4)
写真は、書院前庭
誓願寺の塔頭で、安倍晴明坐像があります。
アクセス
新京極三条は短い坂になっています。
この坂を下ると左手に大きなMovix京都の建物が2つあります。
これを越えると細い六角通があるので、ここを左折します。
ここから約60m進むと、河原町通までの間に細い裏寺町通があるので、ここへ右折します。
右折してすぐ左手に長仙院の表門があります。
拝観
事前に予約しておくと本堂にお参り出来ます。
表門を入ると前庭があり、ここに“未開紅の梅”があります。
つぼみの頃は紅色で、開花すると白い花が咲くそうですが、つぼみの頃がきれいだそうです。
正面の玄関から入ります。
右手に進んでいくと書院を経て、本堂に入ります。
本堂の内陣には本尊の阿弥陀如来坐像がお祀りされています。
脇侍には勢至、観音菩薩像があります。
この阿弥陀如来坐像は、かつては護摩炊きされていたようで煤で真っ黒です。
この内陣の右手に安倍晴明坐像、延喜帝第四王子道観親王と妙法院少将法印権大僧都の3像があります。
延喜帝第四王子道観親王は蝉丸で、妙法院少将法印権大僧都は妙法院7世の教円ではないかとのことでした。
また書院には小さな枯山水の前庭があります。
元々は大きな庭園で最初は小堀遠州の作庭だったそうです。
しかし次第に境内と共に庭も狭められ、他者の手も加わったとのことです。
奥の立石を滝にみたてて、流れ下ってくるようにみせているのだと思いますが、確かに庭園の大きさの割には石が大きいですね。
元の石材を利用しているからこうなったんでしょうね。
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コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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未開紅の梅が今、見ごろです。
一分咲きくらいの今が一番良いらしいです。
でも、「蕾が紅色で開花すると白色」の花は、山茶花やヒメリンゴ等にありますので、「滅茶苦茶珍しい」って程ではなく、「ちょっと珍しい」ってところでしょうか。
梅は、一輪だけでも絵になるのがいいですね。