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便秘 - 便秘薬 緩下剤④ -

2008-10-19 21:55:18 | 便秘に関するメモ
さて、紅葉がきれいになってきましたね

今日は、便秘薬の種類では記載しなかった「小腸刺激性下剤」についてお話し致します

小腸刺激性下剤は、腸管吸収を阻害し、毒素(有害物質)を速やかに腸管全体にわたって取り除くことで便秘を改善致します。この薬は、比較的効果が早く現れ(約2時間)、食中毒・急性腸炎などで腸内に入った毒素を早く体外から出したいときに使われます。従って、痙攣性便秘の人は使用することができません。

 1)処方せん薬
  ・ヒマシ油
    小腸のアルカリ性溶液中で脂肪分解酵素の作用を
   受けて、一部グリセリンとリチノール酸に分解され
   ます。リチノール酸は、小腸粘膜に対して著しく局
   所作用を持ち、その結果腸管の蠕動を亢進させ瀉下
   作用を起こします。
    尚、即効性があるので就寝前の服用は避けて下さ
   い。また、小腸での消化吸収も阻害するため、連用
   は避けて下さい。
    ヒマシ油、加香ヒマシ油

  2)市販薬
   ・ヒマシ油
    ヒマシ油「ヤマゼン」、加香ヒマシ油 


これらヒマシ油は、主に誤食・誤飲等による中毒の場合など、腸管内の物質を速やかに体外に排除させなければならない場合に用いられていますが、防虫剤や殺鼠剤を誤って飲み込んだ場合のような脂溶性の物質による中毒には使用を避けることとされています(ナフタレンやリン等がヒマシ油に溶け出して、中毒症状を増悪させるおそれがある)。従って、一般的な便秘薬としては基本的に使用されてはいません

また、吸収された成分の一部が乳汁中に移行して、乳児に下痢を引き起こすおそれがあるため、授乳婦では使用を避けるか、又は使用期間中の授乳を避ける必要があります。

でわ、また。。。。。

      参考:治療薬マニュアル2008 / 医学書院
         日本医薬品集一般薬 2009-10年版 / じほう
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