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植物性自然毒 -植物毒 ⑤-

2008-08-19 21:44:31 | 食中毒に関するメモ
さて、今日は植物毒の5回目です

今日は、『トロパンアルカロイド』についてお話し致します。

【トロパンアルカロイド】
  トロパンアルカロイドは、脂肪族アミノ酸であるオルニ
 チンからトロパン骨格が構築され、副交感神経遮断作用を
 持つアルカロイドのことです。

 1)主な有毒植物とその有毒成分
  ハシリドコロ、ベラドンナ、チョウセンアサガオ
  ヨウシュチョウセンアサガオ、ヒヨス
    → スコポラミン、ヒヨスチアミン、アトロピン
 2)中毒の症状
   ムスカリン受容体におけるアセチルコリンとの競合的
  拮抗による副交感神経遮断作用を呈する。まず、30分
  ほどで口渇があらわれ、嘔吐、瞳孔散大、痙攣、錯乱、
  幻覚、呼吸困難などがあらわれる。
 3)治療に関して
   基本的処置として、催吐、胃洗浄などがあるが、遮光
  して安静にしておく。また、拮抗薬としてフィゾスチグ
  ミンなどを用いる。対症療法としては、膀胱の弛緩性麻
  痺による閉尿の場合には、導尿が必要となる。
 4)予防対策
   チョウセンアサガオ類は、観賞用にも栽培されるので
  誤って食べることのないように気を付ける。

トロパンアルカロイドにおける中毒例として、ハシリドコロの新芽をふきのとうやタラノメと間違えて天ぷらや味噌汁の具にしたり、チョウセンアサガオ類の根をゴボウと間違えたり、つぼみをオクラとシシトウと、種をごまと間違えて中毒を起こすことがあります。むやみにとって自己判断で摂食することの無いように注意しましょう
一歩間違えると、取り返しの付かないことになりますよ!

でわ。。。また。。。


参考:食中毒予防必携 第二版(日本食品衛生協会) より一部抜粋
ジャンル:
食と健康・美容
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