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放射性汚染物質による食中毒

2008-07-24 23:08:58 | 食中毒に関するメモ
昨晩は大きな地震でしたね

みなさんのところは、大丈夫でしたか?
最近、中国を含め大きな地震が多くて怖いものです
日頃から、物の落下・転倒防止をしっかり行っておきましょう!

さて、今日は放射性汚染物質による食中毒についてです

 地球上には現在、地球生成時代から存在または地球上の自然現象により生成された自然放射性核種と、数多くの核爆発実験や原子力関連施設等から放出された人工放射能核種が存在し、環境中に分布しています。
 この2種のうち、人工放射能核種のことを放射能性尾年物質と呼ばれています。

【性状】
  核爆発実験などにより生成した人工放射能核種としては、
 核分裂生成物のSr(90), I(131), Cs(137), Pu(239), H(3),
 C(14)などがあります。
  原子力施設からは、核分裂生成物や誘導放射性核種の
 Co(60), Zn(65), Mn(54), Fe(59)などが放出されます。
  これらの放射性汚染物質は、Pu(239)ではα線、Sr(90),
 H(3), C(14)ではβ線、I(131), Cs(137), Co(60), Mn(54),
 Fe(59)ではγ線などを主として放出し、個々の放射性核種
 の物理的半減期により減衰します。
  化学的性状は放射性汚染物質を構成する安定元素と基本
 的に同一である。

【毒性】
  放射線影響は、一般的に外部被曝あるいは経口摂取等の
 内部被曝にかかわらず、ガンや白内障などの身体的影響と
 遺伝的影響および被曝に対する不安の心理影響があります。
  食品摂取に伴う毒性としては、放射線核種からの放出放
 射線による体内被曝とその核種が属する元素の化学毒性に
 区分されます。
  同じ原子数では、化学能動性より放射性毒性ははるかに
 強く、放射能強度の高い難溶性物質の摂取では消化管内壁
 の急性障害の可能性は否定できない。
  放射線ヨウ素の大量摂取においては、甲状腺障害を起こ
 します。
  化学毒性は一般的に、原子番号の高い元素で腎臓障害が
 強いといわれています。

【主な汚染食品】
  Cs(137)などの放射性セシウムを比較的高濃縮する食品は、
 キノコやハーブ等の野草類、トナカイ肉、香辛料、蜂蜜、
 ビーフエキスとラクトなどである。

【感染後の症状】
  放射線被曝ぜんぱんにおける臨床的な影響としては、が
 ん、遺伝的影響、不妊、潰瘍奇形などの出現である。

【対処法】
  食品摂取所喫段階における放射性汚染物の除去には、胃
 洗浄や嘔吐剤、下痢、利尿剤などの使用による排泄である。
 その後、さらに残留している放射性汚染物に対して有効な
 キレート剤や吸着剤などを使用する。
  基本的に汚染した放射性汚染物質の性質にあった除去法
 や薬剤を用いるのが一般的である。

【予防法】
  放射線緊急時(放射線のもれなど)における公衆での規
 律を作成し、被曝しないように注意することである。


以上、放射性汚染物質による食中毒に関してお話しいたしましたが、問題はこの放射能の漏れを迅速かつ正確に公表し、その対策法に関しても指示されることが集団感染を防ぐ最善策であると思います。

経口感染ではありませんでしたが、放射性物質の取り扱いの問題で被曝した事故がありましたが、一人一人が放射性物質の被曝に対しての知識を持つことが重要ではないかと思います。それには、きちんとした情報を国又は都道府県・市町村などの行政がきちんと開示し、事故が起きた場合の汚染対策法を説明することが必要であると思います。

では、また。。。。。


参考:食中毒予防必携 第二版(日本食品衛生協会) より一部抜粋
ジャンル:
食と健康・美容
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