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植物性自然毒 -毒きのこ ④-

2008-08-13 23:43:23 | 食中毒に関するメモ
みなさん、こん○○わ!

さて今日は、毒きのこの4回目です

今日は、消化器障害を起こす毒きのこについてです

【消化器障害を起こすもの】
 ツキヨタケ、クサウラベニタケ、カキシメジ、ドクヤマド
 リ、アシベニイグチ、ツチスギタケ、ネズミシメジ、ニガ
 クリダケ、ハナホウキタケ
 <鑑別法>
  ツキヨタケの茎の肉に暗紫色の斑紋があるが、類似食用
 きのこのムキタケにはありません。
  クサウラベニタケはやや小型で柄は中空、粉臭があり、
 類似食用きのこのウラベニホテイシメジの柄は中実でほと
 んど無臭です。
  カキシメジはヒダ、柄に傷を付けると赤褐色に変わりま
 すが、類似食用きのこのチャナメツムタケは変化が無く、
 水を付けるとぬめり気が出てきます。
  尚、呈色反応による鑑別は以下の通りです。

            グアヤクチンキ  硫酸バニリン
 ツキヨタケ(毒)       反応しない   反応しない
 ムキタケ(食用)       青緑色     赤紫色

 クサウラベニタケ(毒)      緑色     反応しない
 ウラベニホテイシメジ(食用)   反応しない    赤紫色

 カキシメジ(毒)       青緑色      紫色
 チャナメツムタケ(食用)     反応しない   反応しない
 
 <中毒症状> 
  30分~2時間後に悪心、嘔吐、下痢などの胃腸症状か
 ら全身倦怠感。下痢による電解質成分の減少。
 <中毒成分>
  ・ツキヨタケ(イルジンS、M)
  ・クサウラベニタケ(たんぱく性成分)
  ・カキシメジ(ウスタリン酸)
  ・アカヒダワカフサタケ(ヘヘビノサイド)
  ・ニガクリダケ(ファッシクロールE、F)
 <治療法>
  水分及び電解質成分のバランスを補正する。


以上、今日は消化器障害を起こすものこについてお話しいたしました。ただ、今回ここに記載した鑑別法は一般的な方法です。自分で山できのこ狩りをしてきた場合必ずきちんとした鑑定(もしチョットでも確信を持てない場合は専門家などに見てもらう)を行ってから食べるようにしましょう。

では、また。。。


参考:食中毒予防必携 第二版(日本食品衛生協会) より一部抜粋 -->
ジャンル:
食と健康・美容
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