<一人歩きする「デフォルト」の真実
アルゼンチン、ロシア、韓国は蘇った
歴史を振り返ると、国がデフォルトに陥ったケースはかなりある。最近では、2001年のアルゼンチンの例が有名だ。当時アルゼンチン政府は、輸出の不振によって経済が低迷したことに伴い、公的債務のデフォルトを宣言した。
その前には、1998年に起きたアジア通貨危機の影響を受けて、ロシアの財政状況が急激に悪化、対外債務の支払いを停止し、ロシア国債はデフォルトとなった。
アジア通貨危機のときには、他にもタイや韓国などのアジア諸国が、ドル建ての債務を返済することができなくなり、IMF(国際通貨機構)が救済している。>
だが危機は弱者に重くのしかかる。
切り捨てられる人も居るという事忘れては成らない。
<デフォルトを起こすことは、国家としての“恥”と言えるものの、それによって債務が整理されるため、その後の復興が比較的スムーズに進展することが多い。
これら例を見てもわかるように、アルゼンチンやロシアは、デフォルト発生直後は高率のインフレや経済低迷に苦しめられたものの、現在ではそうした事情を忘れてしまうほど経済状況は改善している。それは、アジア通貨危機を経験したタイやマレーシア、さらには韓国のケースを見てもよくわかるだろう。
デフォルトが発生した後、各国が短期間でその調整を終わらせることができた背景には、主に2つの要素がある。
1つは、IMFなどの第三者機関によって債務の整理、あるいは一部免除などの措置が受けられたことだ。国の財政状況が悪化し、海外からの資金調達を膨らませると、利払いなどのために、次第に雪だるまのように債務残高が膨らんでしまうケースがある。
デフォルトが発生するということは、間違いなくそれに歯止めがかかることになる。また、一部債務の返済が免除されるというメリットを享受することもできる。>
それが起こるのは救済措置に救われるのだ。
自己破産して復活する個人と同じ事が国にも起こる。
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